帝王切開手術報告[11haruka]
(2006-12-08 09:07:09) by riemagu


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<画像:20061207_185400_riemagu.jpg>

いまでは目もぱっちり開いている悠ですが(と言っても、生まれてすぐ開いてましたけど)、まぁ無事生まれたっっちゅうことで、帝王切開の記録を載せとこうと思った次第であります。

私がお世話になった産院では、帝王切開は部分麻酔でおこなわれます。意識があるのにお腹を切られるという貴重な体験。さらに初の出産。忘れないうちにレポート書かなきゃ!ということで、手術当日から2日目ほどのあまり動けない期間に、携帯でレポートを書きました。
ちなみに、帝王切開での出産になった理由は、「妊娠高血圧症」と「児頭骨盤不適合の疑い」のリスク回避のため。直前の選択だったから大変でした。

<画像:20061128_155320_riemagu.jpg>

■手術前の病室にて
執刀医の先生より、術中の説明あり。特に術前の処置について詳しく。脊椎麻酔を受ける姿勢を練習し、打つ場所にマーキングする。横に寝て膝を抱いた姿勢になり、なるべく左右対象な姿勢を取る練習。麻酔を入れる腰椎の何番目だったかな?そのあたりを後ろに突き出すように背中を丸める。
「先生そういうの嫌いだから」と言う看護婦の説明?で、まぐは同室できず。残念無念。
この前か後に点滴開始。これは2日間の食事代わりにもなるものなので、腕の真ん中にしっかり固定。血管が逃げて一度目はうまく入らず、二度目に成功。痛い気もするが、刺す様子を見ていると、それほど痛くない。

<画像:20061130_083301_riemagu.jpg>

■移動
点滴はついてるが、フツーに服を着たまま手術室へ移動。前室で全て服を脱ぎ、シーツのような布に包まって入室。
後日談だが、そこで脱いだ服は自動的に洗濯へ回され、夕方キレイになって部屋へ帰ってきた。

■術前
説明を受けていた通りに進む。
手術台に乗るとまず、測定機器類の装着。胸に心電図、右腕に血圧計、左腕にはさっき入れた点滴に加え、術中のみの点滴。
次に、子宮口を広げるための細い海綿状のものを取る。朝一で3本挿入しておいたもので、経膣分娩でなくてもちゃんと悪露が排出されるようにするための処置。
次に導尿。軽く麻酔を塗ってくれたみたいだけど、チクムニュッと嫌な感じ。
で、練習していた脊椎麻酔。念入りに姿勢を作って、念入りに位置ぎめして、局所麻酔をたぶん3本ほど打った後、いざ、、、って、気が付いたら「もう入りましたよ」って。全く痛くない!下半身が動かないはずなのでなすがままに仰向けに寝て、アルコール綿で効き具合をチェック。あれ?しっかり冷たく感じるんですけど。動かしてみたらフツーに足動くし(汗)。先生らもおかしいなーという感じ。心配いらないよと言われても心配になるよ〜
で2回目の脊椎麻酔。再度入念に場所を確認して、局所麻酔をしてからいざ!今度は痛〜い!針を刺す痛みはないけど、まさに腰の中の方が鈍痛を鋭くした感じ?の痛さ。で、アルコール綿検査でもちゃんと感じなくなってた。n=2の結論。脊椎麻酔は痛くないと効かない。本当か!?

手術の準備が着々と進む中、先生が「血圧低下するかもしれないから」と何度も言い、看護婦さんは一定おきに血圧を読み上げる。確かに少し数値が落ちてきた。さっきの麻酔失敗があるので不安になってて、「こんなところで死んでしまうの〜」と一瞬思うけど、すぐ「まさかね〜」と自分でツッコミを入れる。

<画像:20061130_083827_riemagu.jpg>

■手術開始
無事麻酔もかかったのでオペ開始。よくある術部のみ開いた青い布をかけられ、その端は私の頭上に立てられた物干しみたいなポールにクリップで固定。視界ゼロ。むむー残念!
メスでの開腹開始(たぶん)。一つ一つ説明しながらすすめるから、と言っていたのは術前のことだけだったようで、あとはもくもくと進んでいく。もちろん先生同士が相談したり、看護婦に指示を出したりする声は少し聞こえるけど。
でも押したり引いたりされる感覚は残ってるので、いろいろ想像しちゃいます。メスで切っていく時の押される感覚、ジャキッ、ジャキッっとハサミで切る時の音と感覚。ひゃぁ〜

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