August 25, 2002
北海道東エセネイチャリングの旅:2日目
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□25(SUN)2日目
【rie】
今日はワークショップ当日です!
9:30正門前集合。午前中は小菅園長の講演でした。パワーポイントに動画がたーっくさん入っていて、旭山動物園の動物たちが活発に活動する様子が満載!小菅園長の情熱が爆発し、結局予定を30分も上回る講演でした。でもとっても良かった!
その後用意したお弁当を食べて、午後はじっくり展示を見ました。
「ぺんぎん館」は、日本初(もしかしたら世界初?)のペンギンの水中トンネルがあります。事前に個体情報も教えてもらっていたんですが、見ていてすぐにわかるのは「ブラッドリー」君と「あゆ」ちゃん。名前の由来を考えるとちょっと笑っちゃいますが、たしかに美男美女なんです。で、彼らはめちゃくちゃ仲が良い!だって、いつでも、どこに行くときも、ピーッタリくっついて歩くんだもん。必ず前は「あゆ」ちゃん、後ろを「ブラッドリー」君がついて歩きます。おいおい、それ、あゆちゃんが止まったらぶつかるだろ?!というほどすぐ後ろを歩きます。でも、水中トンネルからみたら、あら? さすがに水中でも一緒に泳ぐのは、難しいみたいですね(笑)
「もうじゅう館」の目玉は、ヒョウとユキヒョウを見上げることが出来る展示。手の届きそうなところに、ユキヒョウの暖かそうな毛が見えます。そしてちょっと騒ぐと、「うるさいなぁ」という感じで見下ろされます、、、。
それにしても、「ヒョウ」って変な名前だと思わない?ワークショップのテキストを作っていて、ふとその変さに気づいてしまって以来、「ヒョウ」がツボにはまってしまって、、プププ。ものの本によっては、「ヒョ?」って書いてあるから、なおさら笑っちゃう。だって「ヒョ?」だよ!ヒョ?!!
気を取り直して最後の「オランウータン舎」へ。ここは圧巻。だって地上16mをオランウータンがゆうゆうと渡るんですから!よく、オランウータンの毛皮って赤茶でぼさぼさしていてカッコ悪いイメージあるでしょ?それがちがうの!あの長い毛皮がマントのように風になびいて、本人も自身たっぷりの面持ちで、それはそれはカッコ良いんですよ。
是非来年もやりたいですね。ワークショップの詳細は市民ZOOネットワークのwebサイトhttp://www.zoo-net.orgへ。
その後、事務所にお礼して、空港へ。もちろん恒例反省会です。ここでまぐと合流しました。空港まで呼びつけられておきながら、まだ反省会中だったのでおとなしく待たされたまぐちゃん、ごめんねー。
【magu】
昨日は19:30頃、早々に寝てしまい、さすがに7時に目がさめた。途中持病の胃炎に苦しめられ、何度か起きたけど、2等船室も定員の半分くらいしかいなかったので毛布を2枚使えて快適な夜でした。すぐに朝食バイキング1,000へ。子ども向け?の甘い味付けでしたがゆっくりと堪能しました。その後は持ってきた北海道の情報誌を読み、まだ書いてないツーリングレポートを執筆しました。下北半島を眺めたり、持ち込んだカップラーメンを食べたりしているうちに時間はあっという間にすぎ、13:15定刻通りに苫小牧へ入港。実は遅めに乗船したため他の車の前に停めることになって、先に出してもらえたんです。遅くなるとデッキがトラックの排気ガスで充満するし、非常にラッキーでした。
13:30頃下船、いよいよ我がVmaxが北海道の地に降り立った瞬間です。なんだか感慨深い!まずはマイレージキャンペーンin北海道に参加しようと、苫小牧市内のバイクショップへ。ところが、お店の人曰く、「参加しても無駄だよ」。既に始めている人は数万キロの単位だから少し位じゃ意味ないよとのことなんだけど、「違うんだ!思い出作りでしょ!参加することに意味があるじゃないか!」と少々いらだった。お店の人自体はそれほど嫌な感じなわけでもなく、怒るのもいやだし、問題はシステムにあるわけなんですよね。長いこと北海道にいるライダーにしか参加資格がないということで、最初から少し北海道のコアライダーには、いろんな暗黙の了解とかがあるらしくて、立ち入りがたいもの、閉塞感なんかを感じていたんだけど、これでより一層強まった。それにバイク屋なんてそもそも愛想が良い所少なくて、どっちかというと「そんなことも知らんの?」とちょっと客を馬鹿にしたところがあるし(これらも問題だけど)、修理したり何度も行ったりしないと仲良くなれないわけで、そこに飛び込みで行って、めんどくさい手続きしてくれるわけがない。帰ったらやり方を変えろと主宰団体に抗議しようと心に決めお店を後にしました。自分でメーターの写真撮っとけばいいもんね?だ!
国道36号から県道259号を経て、日高自動車道(暫定無料開放中)を東へ。ここで忘れ物第2段発覚。フリースは持ってきたんだけど、その上に着る薄い皮ジャンを忘れた!!だって東京暑かったんだもん、、、。だんだん寒くなってきてしょうがないのでフリースの上にレインを着てしのぎました。やがて自動車道は終わり、国道235号へ。聞いてはいたけど車も速い!100km/hほどではないものの80km/hくらいは軽く出てる。快適にさらに東へと進み、富川町で左折、国道237号へ。これまた快適な道なんだけど、だんだんと空気中に水滴が漂っているようになってきて、走っていると濡れる。そのうちついに雨が降ってきた。今年は北海道は天気悪いと聞いていたんだけど、いきなりその洗礼をうけることに。しかもタイミングを逸し、レインのズボンをはかないでいたらびしょぬれに。ただでさえ寒いのに、、、。
我慢して走ること60km、さすがに手足の感覚がやばくなってきて日高のスタンドで給油がてらレイン装着。16:00。ところがしばらくいくと占冠[Shimukappu]辺りで雨が止んだ。むれるのでレインを脱ぎ、金山峠を越える。北海道の山道はRが大きくて、スピードに乗る乗る。快適に走っていると対向車がパッシング。いきなり悪名高きネズミ捕りに遭遇。気を付けようと誓うのでした。
程なく富良野市内に入る。ここで再び雨。なぜ峠で止んだのに、ここで降るんだ?再度レインを装着して走る。中富良野に入った辺りでまた止んだ。もうわけわからん。レインを脱いで走行。北海道っぽい風景が続きます。ラベンダーはもう散ってるようで、あきらめかけていたところ、深山峠のパーキングには紫色の花が見え、思わずバイクを止めました。なんて富良野っぽいんだ!!花はどうやら紫サルビア。敵もなかなか考える。しばらく写真を撮って富良野を堪能し出発。本当は吹上温泉に行きたかったんだけど、rieとの待ち合わせがあるのであきらめて一路旭川へ。17:40。
美瑛[Biei]を抜け、ちょっとした峠を抜け旭川に入りました。待ち合わせ場所の旭川空港へ。18:05。こじんまりして綺麗な空港です。なにせ駐車場が無料なのが良い。rieとその仲間達に合流。彼女達の反省会を尻目にカニ雑炊1,300(ちょっと高め)をすすりました。2時間ほどゆっくりして、使わないものを自宅へ宅急便で送り、東京へ帰る仲間達を見送り、宿を探しに出発。20:30。
暗闇の中、県道68号、鷹栖東神楽線、県道37号と走り、国道40号へ。こんな遅い時間にライダーハウスに入るのは嫌だったんだけど(主が居てうるさいとか、暗黙の了解があるとか聞いていた)、一応比布[Pippu]にある地域ふれあい館ブンブンハウスを覗きに。十数台のバイクが止まっていました。入れることは入れそうだけど、消灯が21:30とのこと、今後の予定などを立てようと思っていたのでここにとまることはあきらめて、国道40号比布トンネル富良野側にあったラブホテルドレミ(日曜6,800)へ。シャワー、メール受信、デジカメの写真整理など一通りすませ、今後の予定を立てながら眠りにつきました。2:00。
走行距離:約230km。お会計:14,441
投稿者 riemagu at August 25, 2002 6:26 AMhttp://riemagu.jp/mt/mt-tb.cgi/262