May 22, 2004
カールスルーエ動物園
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初訪問♪, 訪問園館数: 199 (動物園: 86, 水族館: 55, 博物館: 46, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 84)
実はここに行くつもりはなかったんだけど、バック置き忘れ事件により時間を大幅にロスしてしまったため急遽アウブスブルグZOOから変更。アウブスブルグまで行っていたら夜になっちゃうよぅ。
ということで、お昼過ぎ頃到着。動物園はなんと駅のまん前。もちろん駐車場はない。試行錯誤しながら路上駐車上を利用。路上駐車上にもいろいろあって、居住者専用のものもあるので注意しなければいけないのです。
カールスルーエ動物園に行くことにしたのは、もちろん時間がなかったこともあるけど、フランクフルトやミュンヘンなど大きな動物園でなく、日本にも多くあるような普通の動物園を見たかったからです。
入園料は5ユーロ。窓口の人も英語がわからないようで、なんとか身振りでクリア。
カールスルーエの動物園は、園内の中央に大きな池があり、そこから引かれた小川があちこちを流れる、平坦な地形の動物園です。
で、キーワードは以下。
・タマリン楽しそう
・小山の上には、、、、
・ホッキョクグマの展示がすごい!
□タマリン楽しそう
ヨーロッパの動物園でもかなりの人気をほこるタマリン。サルのことをAFFENと言うのですが、子どもたちも口々にアッフェン!アッフェン!といって喜んでいました。この地方は私たちが訪れた5月でもまだ空気はひんやりしている(でも天気は快晴ばかり!)なので、タマリンももちろん屋内の施設にいます。ガラス張りの中は枝やツルが組んであり、中には葉がたくさんついた枝もありました。ちょうどよく撓るので、タマリンが木から木へ飛び移ると、葉のついた枝がわさわさと揺れて、とてもよい感じです。ふと背後をみると、屋外に金網でできた檻があります。そして頭上には金網の通路が、、、。ははぁん。なるほど。屋内と屋外が細い通路で繋がっていて、タマリンは自由に行き来できるという仕組みですね。実際すこし観察していると、追いかけっこをしていた2匹が通路を伝って屋外へ行き、屋外の折の中でしばらく走り回っていました。
他の動物についても、必ずと言ってよいほど屋内放飼場と屋内放飼場の両方が来園者に公開されていて、寒い冬や雨の日なども動物が見られるようになっています。そしてほとんどの動物(チンパンジーやジャガーなど。キリンやゾウ、カバなどは仕切ってありました。)が屋内と屋外を自由に使えるようになっていました。
□小山の上には、、、、
園内は全体的に平坦ですが、中央に小山があります。園内マップをみると、その小山をくるくるとらせん状に登っていく園路があって、頂上に何かが書いてあります。日本だと、こういうところって大体サル山がありますよね?よしっ、ということで登ってみることにしました。途中、周辺で見られる野鳥の解説や、園が設置している巣箱の種類について実物をずらーっと壁に付けて見せていたり、新しくできたホッキョクグマ舎を上部から眺められるようになっていたりと、飽きないしかけがたくさん。でも坂はつらーい。やっと頂上近くになってきたら、なにやら石積みが見えてきました。その上には階段が、、、。あれー?動物舎は?実は動物がいるのではなく、展望台だったんです。がんばって登った苦労は一体、、、。でも展望台からの景色はなかなかでした。カールスルーエの駅とたくさんの線路、オレンジ色の屋根がきれいに並んだ町並み、針葉樹の多い森(まさに「フォーレスト」といった感じ!)などなど。期待はずれではありましたが、満足して小山を降りました。
□ホッキョクグマの展示がすごい!
ここの動物園の目玉は、なんといっても新しくできたホッキョクグマの展示です。他の動物の展示にくらべてもべらぼうに大きな施設で、計5個体(おそらく)が飼育されていました。全体的に氷山をイメージした白っぽいつくりで、大小2つの放飼場には大きなプールや滝があります。大きい方の放飼場は水中から観察できる場所もありました。
ちょうど私たちが小山からホッキョクグマ舎の方に下りていくと、子どものラクダを引いた飼育係さんがおなじく小山から下りてきました。そのままホッキョクグマ舎の横を通ると、それに気がついたホッキョクグマたちが、もう大変。「なにそいつ!」「なんだなんだ!?」とばかり、大騒ぎ。少しでも近くでラクダを見ようと、走り回るわ、立ち上がるわ、とっても盛り上がっていました。
子ラクダの散歩は、ホッキョクグマのエンリッチメントでもあったんですね。(たぶん計らずともだと思いますが、、、、)
▲▽カールスルーエのペンギン▽▲
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