May 23, 2004

ミュンヘン動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 200 (動物園: 87, 水族館: 55, 博物館: 46, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 85)

ミュンヘンの郊外にあるミュンヘン動物園は、生物地理区でゾーニングをした初めての動物園ということで有名です。霊長類の展示にも力を入れていると聞いますし、ドイツ屈指の大規模動物園ということで楽しみにしていました。
しかし、駐車場に車を止めてから周囲を見渡しても、ゲートらしいものがありません。少し歩くと、歩道から少し入ったところにゲート発見、、、小さい。大きい動物園の割に、質素な入口なんですね。実は現在、正門を改修工事中で、もう1つのゲートがメインゲートになっていたんです。

ポイントは以下。
・ゴリラ、オラン大はしゃぎ
・ここにもあそこにも盛り枝
・イヌも一緒に

□ゴリラ、オラン大はしゃぎ
動物園の中でも一番大きな建物が、類人猿を中心とした屋内展示場です。ゴリラは屋内だけで2つの放飼場があり、真ん中にオトナオス1、オトナメス3、子ども大1、子ども中1、子ども小1の7個体の家族がいました。日本の動物園ではゴリラを群れで見られるところは上野くらいですし、子どもが複数いる園は皆無です。ここでは、子どもたちが親に見守られながら遊ぶ風景が見られました。しかし、ゴリラの子どもの遊びは結構荒っぽいです。干草にくるまって転がるのは基本中の基本。そのまま1メートルほどある台から「ドーン」と転がり落ちて、干草を手に持ったまま走り回ります。一方、段ボール箱はやけに丁寧に剥がして遊んでいました。
オランウータンは2つの屋内放飼場があり、両方ともあまり広くはありませんが、消防ホースやポリタンクなどたくさんの物が入っていました。片方には大きなオトナオスとオトナメス1、子ども大1、子ども小1がいました(ということは子どもたちは兄弟?)。大きなオスが一緒にいることにびっくり!でも子ども達がすき放題に遊ぶ様子をゆっくり目で追っていました。小さい方の子はまだ少し遊んでは母親のところに戻りお乳を吸っていましたが、大きい子の方は遊び放題。今ヒットしているのはプラスチックの樽のようで、樽に入ったまま手だけ出してロープを引っ張り移動したり、ロープに繋がったタイヤなどを揺らしまくったりするのが楽しいようです。もう一方の放飼場には母子の2個体のみがいました。この子もやりたい放題。写真にあるチキンのようなものは、口だけでぶら下がるオランの子どもです。これには一緒に見ていたドイツ人も大笑いしていました。
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□ここにもあそこにも盛り枝
霊長類に次いでこの動物園で力を入れているのが、草食動物の展示です。広いスペースに、ガウアーやブラックバックなどなどウシの仲間を中心にたくさん飼育されています。で、どの放飼場を見ても気がつくことは、中央辺りに枯れ枝がどーんと盛られた「盛り枝」があること。そしてウマの仲間を除いて全て緑が茂っていることです。盛り枝は、隠れ場所となるだけでなく、時々枝を食べたりしていました。でも、他にも緑が茂ることのヒミツがここにあるのかも。職員さんに聞いてみようと思いましたが、時間もなく断念。
20040523_212558_riemagu_eos.jpg

□イヌも一緒に
そしてとっても驚いたのが、園内にイヌを連れて入れるということです。オオカミをヒトとイヌが一緒に見ている、、、。こんな風景が普通にあるんです。私はこんな風景見たことないので、どうなるのかヒヤヒヤして見守りましたが、イヌの方も見られる動物の方もいたって普通。慣れているんでしょうか?もちろん、フライングケージなどいくつかの場所ではイヌは立ち入り禁止になっていて、かわいいイラストで図示されているので誰でもすぐにわかります。そのようば場合は前にイヌを繋いでおいて、飼い主は展示を見に行くといった具合です。ただ、どこの動物園でも一緒に入れるわけではないようで、フランクフルト空港の本屋で仕入れたヨーロッパ動物園ガイドでは、レストランやパーキングのマークと並んで、イヌを連れて入れるかどうかのマークがありました。うーん、びっくり。
20040523_183036_riemagu_eos.jpg

▲▽ミュンヘンのペンギン▽▲
20040523_191732_riemagu_eos.jpg

投稿者 riemagu at May 23, 2004 8:59 PM
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