May 24, 2011

東北ボランティアの旅02
仙台七夕温泉「極楽湯 仙台南店」

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仙台南部ボランティアセンター

なんとか無事起きて朝食をご馳走になり、仙台南部ボランティアセンターへ。

国道4号はかなり渋滞してたもののキレイでしたが、一本入るとアチコチで段差があったり、マンホールが浮いていたりと街中でも気をつけて走らないとジャンプしてしまいます。

国道4号

南部ボランティアセンターはプレハブとテントで作られていました。9時到着時にはボランティアさんがすでに並んでいます。近くのテニスコートの駐車場に停め、いそいそと準備して列に並びました。

仙台付近で県外ボランティアが個人で活動しやすそうだったのは、仙台南部・仙台北部のボランティアセンターでした。電話で当日朝行けばよいことを確認し、ガソリンや水道、街や店舗の状況もほぼ問題ないと聞いていました。作業に使う道具などもあり、手ぶらで来てもらっても構わないと言われていましたが、ハイエースだし念のためいろいろと持ってきました。1週間分の食料(保存が効くパン、お菓子、ラーメンなど)、飲料水、コンロ、手洗いなどに使える水20L、ゴーグル、防塵マスク、軍手、ビニール手袋、スコップ、バケツ、長靴、雨具などなど。とりあえず長靴と作業できる格好に着替え、雨具、軍手、マスク、ゴーグル、タオルをウエストポーチにつっこんで並びました。

仙台南部ボランティアセンター 泥だし希望 受付用紙

新規の場合は、氏名、連絡先や免許、資格、車両の有無などを記入し、簡単なレクチャーを受けます。番号が発行されました。maguは3,500番台でした。あまり人数が伸びていないと他のボランティアさんが仰っていました。

その後、瓦礫の撤去や泥だしなど重労働か、避難所や引越しの手伝いなどの作業のどちらを希望するかを決め、テント内に置かれた椅子に座ります。椅子には番号が付いていて、順番に座ります。ボランティアの依頼があると、その依頼を受けるかどうか希望を聞かれ、希望する人の中で椅子の番号の若い人から優先的に割り振られていきます。数人のグループで参加したい、どの地区に行きたいなど、ある程度の希望を臨機応変に聞いてくれました。若い番号の椅子が空いたら、残っている人は椅子を移動しまた順番に詰めていきます。これを繰り返しながらマッチングを進めていきます。

送迎の車が少ないことが原因でしょうか、かなりの時間待たされました。結局派遣場所が決まり、必要な資材を持ち、レクチャーを受けて出発できたのは10時半ごろだったと思います。また、ボランティア依頼数よりもボランティア希望者数の方が多いようで、本日は終了しましたと受付できず帰されるボランティアさんもいました。

レクチャーで特に注意された点は、他の地区では破傷風などの報告もあるので、どんな小さなケガでも報告するコトと、現地では写真撮影は一切禁止というコトでした。いろいろとトラブルがあるのでしょう。

今日派遣された場所は、仙台東部道路を少し海側に行った荒浜という地区のお宅でした。周辺には、流されてきた瓦礫や泥に埋まった田畑が広がり、完全に崩れてしまった家も多そうです。竹林に面していたためかその家はなんとか大丈夫でしたが、庭には15cmくらい泥が溜まっています。泥と言ってもかなり乾燥しています。掘り起こすと元の地面との境目付近が少し黒いですが、パッと見た目は元々そうだったのではないかというくらい一面に溜まっています。

先発組とmaguたち後発組の合計14人で作業にあたりました。スコップで泥を掘り起こし、一輪車で敷地の外へ運び出します。1時間毎に15分の休憩を取りながら、11時から16時まで同じ作業です。maguたちの前にすでに何度かボランティアさんが作業した後だそうですが、まだまだ終わりが見えません。

家主の方からは、休憩中に飲み物やお菓子をいただきました。ありがとうございました。

ボランティアさんは仙台近隣の方が多かったですが、遠方の方も少しいました。今回の14人は、数週間から数カ月と長期の方も、数日あるいは1日だけの方もいました。いろいろと持参しましたが、想像していたよりも簡単に参加できそうです。着替えさえ持てば遠方からでも新幹線でちょっと行ってというのも全く問題ないです。作業後には自前の長靴の人は高圧シャワーで洗って消毒までしてくれました。また、道具はスタッフの方が全て手入れしてくれました。

解散後はハイエースで海岸の方に行ってみました。

電柱 車屋さん 民家

東部道路の内側でも、田んぼと道路の境目に立っている電柱はことごとく傾いています。

民家 松林 枯れる松

東部道路の東側は瓦礫の山です。田畑だったのか家だったのかすらわからないところも多いです。それが数十km続きます。本当は海を見たかったんですが、海に通じる道路はことごとく通ることができませんでした。もう少し時間が早ければ歩いて行ってみたのですが、あきらめました。

仙台空港 セスナ

仙台空港はすでに機能しているようですが、看板が傾いたり、敷地の端にセスナがまだ放置されていたりします。

船 船 船

アチコチに船がうち上げられています。

船 遊具

最後の1枚は学校の遊具です。船から滑り台が出ている自慢の遊具だったのでしょう。しかし、今は同じような状態がアチコチに見られます。

暗くなるまで見て回った後、宮城野区にあるリベラというフットサル場で個人参加に行ってきました。縦40mあるでしょうか?立派なコートが4コートも取れるとてもキレイな施設でした。

リベラ 40m

参加者のレベルも高く、個人参加はどこでもそうですが、1プレー1プレー緊張しっぱなしの2得点1アシストです。

汗をかいた後は、太白区にある極楽湯へ。

ベガロポリス 極楽湯 復興支援ガチャ

パチンコやゲーセンが入っているレジャー施設の中にありました。いちを天然温泉です。

そのままベガロポリスの駐車場で車中泊しました。おやすみなさい。

投稿者 riemagu at May 24, 2011 11:18 PM
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