November 26, 2000
フランス遠征08
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IAC開催中、6泊7日お世話になったHotel TRIANONのオーナー老夫婦と一緒に記念撮影。英語はほとんど話せないけど、持ち前のマイペースさと笑顔で心地よく過ごさせてもらいました。今度またニースに来る時があったら(あるのか!?)またここに泊まろうと誓いつつホテルを後にしました。
ニースを後にして、地中海沿いを電車で30分ほど西に行ったところにANTIBES(アンチープ)という古い町があります。そこにMarineland(マリンランド)があるというIACで聞いた情報のみ(!!不安?)を頼りに、電車に揺られて行きました。この後は決まっている宿もなければ頼りになる人もいないので、ちょっと不安です。いつもの「いきあたりばったり」国内ツーリングのようにうまくいくのか!?
時々、車窓から地中海がちらりと見えます。お!!マリンランドっぽいイルカのペイント発見!!どうやら情報は信頼できそうだ。ほっ。
Antibesの駅は改修中でした。新しく作ってもやっぱり伝統的な作りになるのね。Antibes駅から目的のMarinelandまでの道のり。思ってたより遠い!!ひたすら思いスーツケースを引きずり、地中海の冷たい風に吹かれながら海岸線を東へ、、、45分ほど歩きようやくついたんですが、もう隣の駅やん(笑)。さすがにくたびれた??おっちゃんもすぐ見たいなこと言ってたのに、、、
やっとついたMarineland。おもってたよりも大きそうで、入る前からルンルンです。目玉はオルカ。プールというよりはスタジアムのような施設です。ちょっと外れたところにあって川を越えていきます。スタジアムは、かなりの人数が収納可能です。プールは前面がガラス張りで、水を持ち上げているような雰囲気です。
やっぱりオルカショーの見せ所は豪快なジャンプ。スタッフが高いところからエサで高さのあるジャンプを誘っています。オルカの右隣に映っているスタッフと比較すると、その高さが良くわかります。口がちょっと開いているのが、「くれ?」って感じでなんだかおかしいです。“シャチ”ホコです。折れ曲がった背びれが泣かせます。ショーが無いときはプール脇まで行けます。でもなかなか来てくれないので、ショー中におびき寄せてくれます
オルカで騒いだと思えば、海洋博物館もあります。主に船の歴史に関する展示が並んでいました。けれど、解説等はほとんどなく、綺麗なものをただ並べただけという印象もありました。フランス人ってどうやらミニチュアの模型が好きなのね。細かく作りこんだ船の模型が所狭しと並べられていました。
今日はオフシーズンなのでアシカショーが形を変えて、フレンドリーなショーになっていました。でも、アシカをすぐ近くで見れて、お客さんも満足そう。りえもキスしてもらいました。
ペンギンたちも、のんびり気持ちよさそう、、、と思いきや、なんと!!プールにはアザラシがすいすい泳いでるではないですか!!喧嘩したり、もしやペンギンが食べられてしまったりしないのかなーと心配しましたが、どうやら無干渉な隣人としてうまくやっているようでした。それにしても、日本のほとんどのペンギン展示を見てきたけど、アザラシと一緒に飼ってるのは初めて見たよ、、、。
こちらはサメのトンネル水槽。かなり長いトンネルで、途中でカーブしているので、四方八方が水中です。しかも大きなサメがたくさん入っていて迫力満点!!サメは下から見ると剥き出しの歯が見えるので、かな?り怖いです。また、水槽の奥行きもあるので、どこからどもなくサメが急に現れます。でも以外に小魚もたくさん入っていて、仲良く共存してました。
こちらはMarineLand内のAquariumです。なんだか変な形の水槽がたくさんありました。斜めになった筒状の水槽から、台形方の水槽などなど、、、。いろいろな方向から見れて、面白い。水槽の下の部分にもぐりこめるようになっていて、水中に突き出した透明のドームに顔を出せるという水槽も。子どもが喜んで入っていました。フランスの水族館はどこも客のスペースの照明が暗くて、こういう写真の撮影は至難の業です。まぐの持てる技を集結して撮影した1枚です。
お土産屋さんでお買い物をするりえ。私立の施設でお土産やさんが充実しているという事情は、日本もフランスも同じようです。サメの展示施設ではサメグッズが、オルカのショープールの前ではオルカグッズが売られていて、ついつい欲しくなってしまう雰囲気です。そしてさっそく見つけたペンギングッズ。りえがうれしそうに持っているのは、どうやら有名なキャラクターのようで、ポーチから手帳、定期入れ、、、などなどいろいろなものにデザインされていました。迷った挙句、ポーチをご購入。でもちょっとおでこが広いのが気になるペンギンです。
Marine Landと同じ敷地内にあるLa Jungle des Papillons。つまり、ジャングルっぽいものをいろいろ集めて温室に入れてみました。という施設です。入り口を入るとまずお土産屋さんがあるんだけど、売っているものが全くいけてません(笑)。虫のヌイグルミとか、いかにも?という爬虫類のフィギュアーとかが節操なく集められていました。そしていざ温室に入ると、、。どうやらチョウが放し飼いになっているらしいんですがあんまり見えない。それから爬虫類や昆虫、オウムやカワウソなんかの展示が点々とありました。ふと気付くと綺麗げなチョウがとまっているではないですか!!かなり近づいても逃げません。きっと珍しいチョウなんだろうな?、、、と思いきや、大量に養殖?されていました。横棒にぶら下がっている黄緑色のものが全てサナギです。さすがにこれだけついてると、なんだかぞっとします。
Antibesにバスで戻るはずだったんですが、予定を変更して、バス停で偶然見つけたバスでCannes(カンヌ)へ移動することに。バスから見る風景も、電車とは違って面白いです。でも、フランス人の運転は荒い!!町を歩いていて荒い事は判っていたんだけど、バスまでこんなに荒くていいのか?事故らない方が不思議です。
Cannesの市庁舎前にある公園。たくさんの人たちがゲートボールのようなゲームに熱中していました。面白いのが、あちこちにコート用のハンガーが立てられていて、便利そうでした。その公園には、絵やアクセサリーなんかを売ってる露店も出ていました。それから、フランスの公園で忘れちゃいけないのが、メリーゴーランド、よっぽど好きなんですね?。
駅前のレストランでピザとスパゲティを食べました。ワインも入れて99FF。味が薄くていまいちでしたね。もう一度Niceのサーモンスパゲティ食べた?い!そう言えば駅前にはレストランがいっぱいあって、どこも結構人が入っていました。日本より外食する人多いのかなぁ?Cannesの駅は思っていたよりこじんまりとした作りでした。今までの駅とは多少感じが違いますが、それでもあたりと見事に調和していました。さすがです。
現地でなんとか手に入れた情報をたよりに、夜行電車に乗って、一路Tignes(ティーニュ)へ。もちろん個室に入るお金は無いですが、すでにぐっすりのりえです。
投稿者 riemagu at November 26, 2000 10:13 PMhttp://riemagu.jp/mt/mt-tb.cgi/187