June 2, 2004

エジンバラ動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 209 (動物園: 95, 水族館: 56, 博物館: 46, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 91)

スコットランド最大の動物園が、ここ、エジンバラ動物園。エジンバラの町の中心から2マイルという比較的都市中心部にありながら、かなりの面積があります。そして園内は坂・坂・坂。でも入口から頂上まで走っている無料のサファリに乗れば、ガイドも聞けるしあとは下り坂だけなので、とーってもお得です♪
朝一番で入園したら、すぐに頂上行きのサファリに乗りました。エントランス付近は動物舎が多くありますが、上の方は広々とした芝生の放飼場が広がっていました。

ポイントは
・エンリッチメント&教育活動
・ペンギンすごい!!
・「ゾウはこの1個体だけ、、、」

■エンリッチメント&教育活動
昨日行ったチェスターZOO同様、園内のあちこちにエンリッチメントに関する解説がありました。それもそのはず、ここはエジンバラ大学の動物福祉コースの実習場所にもなっているんです。キーパーさんがあちこちで仕事をしているのが見えるのも良い雰囲気で、葉のついた大きな枝をよいしょよいしょと運んでいる女性キーパーが去っていった先を見ていると、キリンの放飼場内のポールがウィーンと動いて、今運んでいった枝が吊り上げられたり、オウムのトレーニングも和気藹々としていてショーというよりはトレーニングの方法などを解説していました。
団体利用者への教育活動も活発で、エデュケーションセンター(一般には非公開)の中をのぞいてみると、なんと3,4歳の子ども向けのプログラムをやっているところでした。このくらいの年齢の子ども向けプログラムって、日本にはほとんどないですよね。その他、動物園のスタッフに連れられて見学している小学生のグループをいくつか見かけましたし、大人向けのプログラムもあるようでした。
20040602_200624_riemagu_eos.jpg

■ペンギンすごい!!
やはり特筆すべきはペンギンです!施設の広さ、羽数のどちらをとっても今まで見た施設の中で最大です。一番多いのがジェンツーペンギンで、ざっと100羽弱はいました。巣はコンクリートで円状に作ってあり、放飼場の中心部だけでも34個。ほかにもいくつかありました。そして今まさにヒナを育てている巣がたくさん!!ヒナを確認できただけでも8クラッチもありました!キングペンギンとマカロニペンギンがジェンツーと同居していて、それぞれ約30羽、20羽ほど。これとは別の放飼場にイワトビペンギンが15羽ほどいました。放飼場が広く、プール、コンクリート、ジャリ、芝生、土、岩場、高台など様々な環境があるので、マカロニやイワトビは岩場に、ジェンツーとキングは平地に、といった具合にうまく住み分けているようでした。
20040602_210242_riemagu_eos.jpg

■「ゾウはこの1個体だけ、、、」
ゲートを入ってすぐゾウの像があったのですが、園内を一周してふと考えてみると、ゾウなんてどこにもいなかったな。よーく解説パネルを読んでみると「ゾウは群れで生活する動物です。エジンバラZOOではゾウを群れで飼育することはできないので、ゾウの飼育はしないと決断しました。ゾウはこの1個体だけ。」なるほど。この1個体とは、この像のことだったんです。こういう決断、すごいですよね。
20040603_001446_riemagu_eos.jpg

ペンギンの展示が目玉ということで、ショップにもペンギングッズがいっぱい。園内はもちろんショップでも大忙しでした、、、。

投稿者 riemagu at June 2, 2004 10:03 AM
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