June 16, 2004
ベルリン動物園
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初訪問♪, 訪問園館数: 223 (動物園: 107, 水族館: 57, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 100)
ベルリンZOOは、ヨーロッパの中でも屈指の規模を誇る動物園。ロンドンZOOやアルティスZOOと並んで、歴史ある都市型の動物園です。
ベルリン市街のまさに中心地。大きな駅(その名も「Bhs. Zoologischer Garten」)の目の前に位置します。そのため、動物園専用でない駐車場は高かった、、、、。地図で見ると敷地がそんなに広くないのでちょっとなめてかかっていたのが悪かったです。種数がハンパじゃない!ということで、とっても忙しかった1日でした。
ポイントは
・昆虫から魚から哺乳類まで
・さすがベルリンのクマ
・ジャイアントパンダ
・ボノボまで!
■昆虫から魚から哺乳類まで
とにかく、敷地が35ヘクタールとあまり広くないのでなめてかかっていたら、展示されている種数の多いこと多いこと。特に併設されている水族館はすごいです。しかも別料金。動物園で9ユーロとっておいて、さらに7,4ユーロは高いよぅ。そして水族館と言っても1階のみで、2回は爬虫類館、3階は両性類&昆虫館になっています。展示の方法も多少は工夫されているものの、ほとんどがガラスの展示ケースにずらーっと陳列されていて、もう博物館疲労状態になっちゃいました。特にカエルなんて、そうとうな種数がいました。
■さすがベルリンのクマ
動物園内はやはり都市型の動物園とあって、あまり広い放飼場はありませんでした。「これはひどい!」というほどのところはなかったですが、みんなそこそこ。エンリッチメント的にもとりたてて工夫しているところはありませんでした。そんな中でひときわ環境が良かった展示がクマ類です。特にブラウンベアーとホッキョクグマはかなり広い放飼場にいました。ブラウンベアーの放飼場には丸太のほか、岩場にたくさんの洞や洞窟状の通路があり、複雑な環境になっていました。ホッキョクグマも岩状の展示で、周囲にはかなり広いプールがありました。クマに力を入れているのには理由があります。そう、ベルリンのマークにデザインされている動物がクマなんです。街のお土産やさんにもクマグッズがあふれていました。ということで、やはりクマには特別な配慮がされているんでしょう。
■ジャイアントパンダ
おそらく同じ文脈からでしょうか、ヨーロッパの動物園には珍しく、ジャイアントパンダがいました。今回の旅で初対面です!!展示としてはそれほど広くなく特別扱いという感じではありませんでした。他にも有名なゾウをあしらった門があったり、ウォーターバックがアジアっぽい雰囲気をかもし出す建物の前に飼育されていたりなど、園内のあちらこちらにアジアンな雰囲気の部分がありました。そういえばベルリン市内にもチャイニーズ料理屋がたくさんあったなぁ。
■ボノボまで!
そして霊長類舎にもすごい種数が飼育されています。まるでモンキーセンターのようにヒヒやらラングールやらがずらーっと並んだ部分もあります。また類人猿のコレクションもすごい。5種全てが飼育されています。ゴリラ、チンパンジー、オランウータン、テナガザル(シャーマンでした)、そしてボノボ。でも、全てに関してそれぞれに割かれている面積も労力もそこそこで、群れも小さく、いまいちな印象をうけました。
総じて、的や方針が絞れずいまいちな印象がぬぐえない動物園でした。スタッフで英語を話せる人が少なく苦労したり、閉園時間よりかなり早く居室やショップ、トイレまでもが閉まってしまったり、閉園ちょっと前にはお客さんを追い出しにかかったりなど、ホスピタリティーが感じられませんでした。私たちが着いた時間が14:00と遅く、閉園の18:30まであまりゆっくり滞在できなかったのも原因のひとつですが、、、。デンマークで遊びすぎたかなぁ、、、。
■ベルリンのペンギン
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