July 9, 2013
外装交換!
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いよいよこの時がやってまいりました。スポスタを購入してからペイントしようか悩むこと2年。外装セットを買ってしまいまた悶々すること1ヶ月。ついに交換しちゃいます!
▼作業前:
まずはタンクを外します。慣れたもんです。
並べてみると小ささがよくわかります。
装着にあたって数点問題がありました。
1つ目はコイルとキーシリンダーのステーと干渉したコト。
むりやり押し込み解決。
2つ目はアース線を留める穴がないコト。
純正は後方のタンクとフレームを固定するボルトが入る穴の近くに、アース線をボルトで固定するための小さいネジ穴があります。
今回装着するタンクにはネジ穴がなかったので、たまたま近くにあったちょこっとした空間にボルトとナットで固定してみました。でも塗装されているからアース的に意味ないかも…。
3つ目はガソリンの蒸気を逃がすホースの長さが足りないコト。
純正よりもずいぶん前方に蒸気を逃がす穴があるため、ホースが届きません(T_T)。しょうがないのでライコランドまで走って適当な耐熱・耐油ホースを購入しつなぎました。
▼タンク交換後:
純正タンクから新タンクへ、ポンプでガソリンを移している時に、何やらグレーのひらひらしたものがポンプ内を通ったので急遽移すのをやめて、新タンクの給油口に茶こしをあてつつゴミを集めながら移したところ、こんなに集まりました…。
何だろコレ?コーティングが剥がれたモノか?まぁいいや(笑)
で、続いてリアフェンダーの交換に入ります。これが外装的には一番やっかいそう。
リアフェンダーの中央付近で、フレームと固定するためのボルトを外すのが一苦労でした。なにせタイヤとのクリアランスが非常に少ないため、手が奥まで入らずうすーいレンチしか入らないのです。かなり長時間ごそごそやりながら、なんとかナットをレンチで固定してボルトを抜きました。
いやータイヤカッコよい!がんばってフェンダー外した甲斐があった(笑)
▼リアフェンダー無し:
このままでもいいくらいなんですが、さすがにまずいので装着。
こちらも並べてみるとずいぶんカットされているのが分かります。カットされている分、後方のクリアランスが広くなり外す時よりは多少作業がラクでした。
▼リアフェンダー装着:
反射板がないことに気付いたので、どう処理しようか悩んでいたナンバーステーに付けるコトにしました。
旧フェンダーに付いていた反射板が使えそうなので、ドリルに金属カット用の円盤を付けて端をカット。
旧フェンダーに付いていたモノを当ててみましがた、微妙に左右が短くて上下に厚いので、長くて薄いモノを購入して装着しました。
でも反射板付けてもこのテールランプは車検非対応みたいなので、結局車検のたびにテールランプも交換しなきゃかなと思っていたらこんなの発見。
ラウンド・テールレンズSET 217-4103 KIJIMA製スパルトテールランプ(#218-3008/3009)用 / KIJIMA
スパルトテールランプ用車検対応レンズときたもんだ♪こんなの売っていいのかね?(笑)KIJIMA専用とあるけど、このテールランプがKIJIMAのモノかわからんかったので付けてみるまでドキドキでしたが、うまく装着できました。いろいろ見てみたら色味がなんとなくKIJIMAのモノだったし、多分KIJIMAでしょう(笑)
元のレンズを抑えるパーツ用のネジ穴でアタッチメントを留めて、そのアタッチメントの穴に車検対応レンズを装着します。これで車検も安心です。
あと忘れてはいけないのが配線の処理。これまたカットされたフェンダーのおかげでクリアランスが広く、すぐそこに配線が見えるので比較的ラクに作業出来ました。
純正のテールランプの場合、全ての配線が一旦テールランプに収まって、その後ウインカーに配分されるため、今回は途中からウインカーに繋がないといけません。すでにあった配線もそれ用に加工されていたので、そこにウインカーをつなぐだけなのですが、なんだか点滅しません。しかも普通うまく繋げてないと、前は点灯するハズなんですが、点灯もしません。うーん、いろいろ悩んで試しに逆につないでみたら見事点滅しました。普通黄色と黒の配線があったら、黒がアースじゃない!?騙された…
サービスマニュアルでは、テールランプ・テールウインカー用に6本配線が来てて、それぞれ以下のようになっています。
BE(青):テールランプ(米国内仕様)
O/W(橙/白):テールランプ(海外仕様)
R/Y(赤/黄):ブレーキランプ
V(紫):左ウインカー
BN(茶):右ウインカー
BK(黒):アース
今回はちゃんと見てみるとこんな感じで合ってました。
BE(青):閉じられてる。
O/W(橙/白)⇒黒⇒テールランプ(+)
R/Y(赤/黄)⇒赤⇒ブレーキランプ(+)
V(紫)⇒白黒⇒左ウインカー(+)
BN(茶)⇒白黒⇒右ウインカー(+)
BK(黒)⇒分岐⇒黄⇒左右ウインカー(-)
⇒黒⇒テール・ブレーキランプ(-)
つづいてフロントフェンダー装着。これはホントにボルト外してはめるだけ。
▼フロントフェンダー装着:
さらにシート装着。
▼シート装着:
で、ミラーを交換して下向きに。
▼ミラー交換:
最後の山場、マフラー交換。
まずは、スーパートラップから付け替えていたヒートガードではなく、バンテージを巻くことにしました。
ガラス繊維が入っているので水に付けてから巻きます。しかもゴム手袋着用。端はステンのバンドで留め、4.5mで2本巻くつもりなので、ケチって少しづつ重ならせながらかなり強く巻いていき、最後もバンドで留めました。
バンテージって本来排気の低温化を防ぎ効率よく排気するためのモノらしいけど、見た目なんかヤレていいと思うんだよね。これでヒートガード的にもなるなら言うことなしだわ。
そして、前回の交換時も難儀したガスケット交換…。
FLANGE NUT 7593 / Harley-Davidson
GASKET, EXHAUST 65324-83B / Harley-Davidson
RETAINING RING, EXHAUST 65325-83A / Harley-Davidson
FLANGE, EXHAUST PIPE 65184-02 / Harley-Davidson
PISTION RING INSTALL ER TLA043 / LANTE
前回は無理やり押し込んで入るうちにリテーリンクリング(Cリング)を曲げてしまったので、今回はリテーリンクリングを外すための工具まで買って望みます。
あ、でもその工具は先の隙間が広すぎてリングが抜けちゃったので、ペンチで潰してから使いました…
古いガスケットは、排気口を塞いじゃうんじゃないかというくらい潰れて黒く変色してました。
新しいガスケットはどっちが表なんでしょう?薄い面と厚い面があるんだよね…なんとなく厚い面が奥かな?
マフラー当ててみてもなんとなくそんな気がしたので、厚い面を奥にして押し込みました。
そんなことをしている最中に気付いたのですが、スーパートラップのエキパイの端にあるツバというかフランジが抑える部分より、ワンオフのマフラーのツバの方が厚いじゃないですか!
そりゃ、なかなかフランジの穴からボルトが顔を出さないはずですよ。この差の分だけガスケットを潰してマフラーを奥に押し込まないといけないんですから…
それでもなんとかかんとか5時間かかりつつ、最後は焼酎呑んで勢いで押し込んで、マフラー装着完了。
▼マフラー装着:
完成!!!
あ、タイヤのロゴを塗るの忘れてました。
▼タイヤ白入れ:
こんどこそホントに完成!
満足!!!!
…2年後はマフラーの装着が困難すぎる問題をなんとかしたいな。以下対応策の備忘録。
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案1. エキパイを端から削り、厚い部分を適正にする。
←スリープ部分の溶接が取れちゃう可能性がある…
※案2. 以降は本フランジとシリンダの隙間があいたままになる。
→フランジ似のモノを作って隙間を埋める。
案2. エキパイと同じ径の塩ビ管を用意して薄くカットしフランジで押しこむ。
案3. 薄いフランジを用意して、一旦エキパイを押し込む用の仮フランジを作る。
←押し込んでいる最中にフランジが割れるかも。
案4. 既存のフランジのボルト周りを薄くして、一旦エキパイを押し込む用の仮フランジを作る。
←押し込んでいる最中にフランジが割れるかも。
案5. EXHAUST GASKET (SEAL) INSTALLER TOOLを試してみる。
→ガスケットと同じ計上の塩ビ管でも噛ませば押し込めるのではないか?
案6. 長いスタッドボルトに交換する。
←既存のスタッドボルトを抜くこと自体にリスクがある。
→バイク屋で交換してもらうと3万くらいかかるかもだそうな。
←長いものをバイク屋に軽く探してもらったけど見つかってない。
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最後にもう一度改造変遷をどうぞ(笑)
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