June 1, 2004

ヨーロッパ遠征12日目

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2004年6月1日
10:30(小雨)Chester Zoo
昨日のローストチキンを食べながら9:00ごろ宿を後にして、<M53>-<M56>を通りChester Zooへ。途中Motorway上でバケツらしきものを踏み、バンパーのゴムが外れるというアクシデントがあったものの、とりあえずゴムも外れただけで元通りつけれたし、いまのところ問題なし。無事動物園到着。ここのチンパンジー展示はすごいらしいが果たしてどのようなものか。詳しくは別途。
Chester Zoo
 入園料:12.00GBP×2人
 寄付:1.00GBP×2人
 ガイドブック:3.00GBP×2冊
 ZooLife:2.50GBP
 ピンバッジ1.00GBP
 トラ寄付キーホルダ:1.00GBP
 ゾウ寄付ピンバッジ:2.00GBP
 昼食:4.65GBP
公衆電話:1.00GBP
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19:00(小雨)SA Chester
18:30ごろ動物園を後にして、次の目的地EdinburghのB&Bに電話をしてみると、40GBPと思ったほど安くもなく(それでも昨日のTravel Innに比べれば2,000円近くやすいんだけど、GBPだとどうも感覚がおかしくなる)、ちょうど電話したところは今夜は満室らしいので、とにかく北へ走ることに。<M56>をChester方面へ戻り、すぐのSAで夕食。Whinpyというハンバーガー屋さんで普通のハンバーガーを注文したらこれまた食べきれず明日の朝食へ。ところで、現金がなくなってきたと気付いたころには本当に現金が1.00GBPくらいしかなくなったので、PlusマークのついたATMでおろそうとするがうまくいかない。ガソリンを入れて別のSAへ。そこでもやはりおろせない。どうやらLinksというATMではおろすことができないらしい。いくつかSAに停まってようやくPlusが使えるNationwideというATMを発見!!ふぅ。ということで<M6>をひたすら北へ北へ。
ハンバーガ:11.98GBP
ガソリン:20.76GBP
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25:45(小雨)F1 Hotel Falkirk
<M6>をひたすら北へ北へと進む。進めど進めど牧場。サフォークがいっぱい。いまにもMotorwayに飛び出してきそうで怖い。随分日が傾きつつも、なかなか完全には沈まない。時間はすでに20:30をすぎているというのに、、、。もはや白夜に近い。永遠とも思われる牧草地帯と夕暮れの中をただひたすらに走り続けると、ようやくEdinburghの文字が。時刻は24:00をすぎて、さすがにあたりは真っ暗に。F1 Hotelがあることを発見し、いざ行ってみる。迷いながらも<M8>から<M9>に入り、空港の脇を抜けもう少しで到着するぅという時に何かが光った!! まさか、まさかオービス、、、。光ってないよね、、、いや光ったよ。光ってない。うん、光ってない(涙)。空港とのジャンクションで最高速が50mile/hに制限されていたみたい。速度は多分100km/h(≒70mile/h)ドライブガイドには高速道路での速度違反は最高2,500GBPって書いてある。って50万円、、、。でもどうしようもないので、泣きそうになりながらF1 Hotel Falkirkへ。無事到着するも、自動チェックインマシンが動かない、、、。バケツは踏むし、オービス光るし、チェックインもできないし、今日は踏んだり蹴ったり。あぁもうだめだぁ〜〜〜とHotelの駐車場でふてね、、、。本日の走行距離547km(総計3410.5km)。
ガソリン:15.58GBP
ガム:0.49GBP
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チェスター動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 208 (動物園: 94, 水族館: 56, 博物館: 46, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 90)

チェスターZOOはイギリスでロンドンZOOに次ぐ有名な動物園。Liverpoolの町から2,30マイルほど南下したChesterの街の郊外にあります。
9:00開園のところを9:00少し過ぎに到着すると、すでに駐車場には車がいっぱい。もちろん広大な(ほんとうに!)駐車場が全て埋まるほどではありませんが、すでにゲートはたくさんのお客さんで賑わっています。もしかして今日も祝日??あーー、イギリスの祝祭日を調べてくるんだった、、、。

ポイントは
・アジアゾウの群れ!!!
・チンパンジーとオランウータンは期待ほどでも
・Enrichment Officer

■アジアゾウの群れ!!!
とにかく、アジアゾウの群れがすごい!オトナメス4個体、3,4歳のワカモノが3個体、そして今年3月に生まれたという子どもが1個体。メス&子ども集団はなんと8個体が飼育されていました。それとは別にオトナオスが1個体隔離飼育されています。そしてメスの群れの放飼場も広大です!草こそ生えていなかったものの、池や傾斜、山が作られていて、変化のある環境です。そしてワカモノを中心に活発に遊んでいました。
アジアゾウがみんなで遊ぶ姿って、見たことあります?ゾウのイメージが一変しました。ゾウって、体が重そうでのろのろしていて、遊ぶといっても鼻を使う程度、、、、と思っている人、とんでもありません。鼻を絡ませておしくらまんじゅう、お尻とお尻でおしくらまんじゅう、泥の斜面にごろーんと横になって、そこに他の個体が「えいやー!」とのしかかっていったり、のしかかられた方が今度は相手を追いかけてのしかかり返したり、、、。なんて活発な動物なんでしょう!!これだけの群れを飼育している動物園はイギリスでも珍しいとか。入口入ってすぐのゾウの展示で、もうすっかり満足してしまいました。
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■チンパンジーとオランウータンは期待ほどでも
逆に、ガイドブックを読んで期待していたチンパンジーとオランウータンの展示は、ちょっと期待はずれでした。チンパンジーは20個体以上の群れで飼育しており屋外放飼場も広く緑が茂っていて良い環境ですが、特筆すべき点があるかというとそうでもない、、、。オランウータンに至っては、屋内放飼場は広いとはいえ床はコンクリートで敷き藁もなく、壁や天井もコンクリート等でできているため利用できません。中央にぽつんと大きめなジャングルジムのようなものが置いてあって、利用できるとするとそのくらい。
80年代にできた施設ですから、当時は画期的だった、ということですね。チンパンジーを檻や大きなモートでなく池で隔てて飼育したのはここが初めてだそうですし、これだけ大きな群れを飼育するというのも当時は大変なことだったんだと思います。
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■Enrichment Officer
園内のあちこちに「こんなエンリッチメントをしてますよ!」という表示が見られました。また入口近くではあづまやの周りにいろいろなフィーダーがつるされていて、中に入ると「Enrichment Officer」の机(パソコンや長靴などが置かれている)がありました。(もちろん実際につかっているわけではなくて、仕事内容を紹介するための展示物です)。
動物舎も特に霊長類の放飼場はエンリッチメントグッズ満載でした。シシオザルやマンドリル、クロザルがいる施設の室内放飼場は、床はウッドチップに餌がまかれ、たくさんの丸太と組み木、様々な種類のハンモックやロープ、そして本当にたくさんのフィーダーがありました。パズルフィーダーの1つは来園者側にも置かれていて、「早い個体は15秒でこのクルミを取ることができます。あなたにはできる?」と挑戦を促しています。チャレンジしたけど、絶対無理。
「Enrichment Officer」というポストについて質問してみたところ、独立したセクションがあるわけではなく、霊長類や爬虫類などいくつかのセクションに1人ずつエンリッチメントのスペシャリスト「Enrichment Officer」が配属されているそうです。園内では合計5、6人いて、時々ミーティングもしているとか。役職名にEnrichmentがつくなんて、さすが動物福祉の国、イギリスですね。
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しっかしチェスターZOOは広かった、、、。さらに動物舎を繰り返し建て替えているので、園路設計はめちゃくちゃ。全部見るためにはすっごく歩かなきゃいけないんです。はー疲れた。

▲▽チェスターのペンギン▽▲
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June 2, 2004

ヨーロッパ遠征13日目

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2004年6月2日
7:30(晴)F1 Hotel Falkirk
最悪の目覚めだ、、、。とりあえずF1 HotelのReseptionにクレーム。さすがに謝っていた。とりあえず今晩もココに泊まることにして予約をし、目的地のEdinburgh Zooへ。通勤渋滞?の中、<M9>-<M8>-<A8>と通って動物園到着。

9:00(晴)Edinburgh Zoo
街中にあると聞いていたが、確かに街中だけど、すごい坂にある。ペンギンの展示が大きい!! 詳しくは別途。
Edinburgh Zoo
 入園料:8.50GBP×2人
 サファリバス寄付:0.05GBP
 ブラス磨き:0.50GBP
 ペンギンピン:1.50GBP
 ペンギンショットグラス:1.50GBP×4個
 ペンギンぬいぐるみ:6.00GBP
 ペンギンノート:1.50GBP
 コインプレス:0.51GBP
 コーラキャンディ:0.30GBP
 昼食:7.50GBP
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18:00(曇)F1 Hotel Falkirk
動物園を後にして、今日はおとなしくHotelに帰り、すぐに寝ることに。一応オービスのことをNicosカードのサービスセンターに問い合わせるもまったく役に立たず、あえなくシャワー、洗濯、充電を済ませておやすみなさい。本日の走行距離62.7km(総計3,472.7km)
宿泊費:21.95GBP
お菓子:0.80GBP
電話:0.30GBP
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エジンバラ動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 209 (動物園: 95, 水族館: 56, 博物館: 46, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 91)

スコットランド最大の動物園が、ここ、エジンバラ動物園。エジンバラの町の中心から2マイルという比較的都市中心部にありながら、かなりの面積があります。そして園内は坂・坂・坂。でも入口から頂上まで走っている無料のサファリに乗れば、ガイドも聞けるしあとは下り坂だけなので、とーってもお得です♪
朝一番で入園したら、すぐに頂上行きのサファリに乗りました。エントランス付近は動物舎が多くありますが、上の方は広々とした芝生の放飼場が広がっていました。

ポイントは
・エンリッチメント&教育活動
・ペンギンすごい!!
・「ゾウはこの1個体だけ、、、」

■エンリッチメント&教育活動
昨日行ったチェスターZOO同様、園内のあちこちにエンリッチメントに関する解説がありました。それもそのはず、ここはエジンバラ大学の動物福祉コースの実習場所にもなっているんです。キーパーさんがあちこちで仕事をしているのが見えるのも良い雰囲気で、葉のついた大きな枝をよいしょよいしょと運んでいる女性キーパーが去っていった先を見ていると、キリンの放飼場内のポールがウィーンと動いて、今運んでいった枝が吊り上げられたり、オウムのトレーニングも和気藹々としていてショーというよりはトレーニングの方法などを解説していました。
団体利用者への教育活動も活発で、エデュケーションセンター(一般には非公開)の中をのぞいてみると、なんと3,4歳の子ども向けのプログラムをやっているところでした。このくらいの年齢の子ども向けプログラムって、日本にはほとんどないですよね。その他、動物園のスタッフに連れられて見学している小学生のグループをいくつか見かけましたし、大人向けのプログラムもあるようでした。
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■ペンギンすごい!!
やはり特筆すべきはペンギンです!施設の広さ、羽数のどちらをとっても今まで見た施設の中で最大です。一番多いのがジェンツーペンギンで、ざっと100羽弱はいました。巣はコンクリートで円状に作ってあり、放飼場の中心部だけでも34個。ほかにもいくつかありました。そして今まさにヒナを育てている巣がたくさん!!ヒナを確認できただけでも8クラッチもありました!キングペンギンとマカロニペンギンがジェンツーと同居していて、それぞれ約30羽、20羽ほど。これとは別の放飼場にイワトビペンギンが15羽ほどいました。放飼場が広く、プール、コンクリート、ジャリ、芝生、土、岩場、高台など様々な環境があるので、マカロニやイワトビは岩場に、ジェンツーとキングは平地に、といった具合にうまく住み分けているようでした。
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■「ゾウはこの1個体だけ、、、」
ゲートを入ってすぐゾウの像があったのですが、園内を一周してふと考えてみると、ゾウなんてどこにもいなかったな。よーく解説パネルを読んでみると「ゾウは群れで生活する動物です。エジンバラZOOではゾウを群れで飼育することはできないので、ゾウの飼育はしないと決断しました。ゾウはこの1個体だけ。」なるほど。この1個体とは、この像のことだったんです。こういう決断、すごいですよね。
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ペンギンの展示が目玉ということで、ショップにもペンギングッズがいっぱい。園内はもちろんショップでも大忙しでした、、、。

June 3, 2004

ヨーロッパ遠征14日目

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2004年6月3日
8:30(小雨)F1 Hotel Falkirk
昨日よりHotelで寝ただけましだが、いまだオービスショックが抜けきらず、、、。といつまでもクヨクヨしていてもしょうがないので、とりあえず出発。今日はLondon郊外のLutonという街を目指す。一気に南下だ。<M9>-<M8>-[A720]と抜けて、City Bypassにあった最初のSAのLittle Chefというファミレスで朝食。
朝食(Little Chef / Dreghorn link):15.94GBP
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13:30(小雨)The Chebiot Hills
[A720]から[A65]に入ると、牧場の中を小さなアップダウンで越えて行き、まるでずっとやまなみハイウェイにいるみたい♪天気がいまいちなのが残念だが、Northumberland National Parkの入口にあるView Pointに車を停め、しばし休憩。Scottolandの景色が広がる。
ガソリン(Byreness Newcastel):12.98GBP
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14:30(小雨)SA Durham
[A65]から[A696]に入り、さらに<A1>と<M1>が交互に続く幹線道路へ合流。その後、Durhamで休憩。後はひたすら雨の中を南下、南下。
SA Durham
 カフェラテ:1.89GBP
 おかし:1.18GBP
SA Walley Edge South
 ガソリン:33.35GBP
 おかし:1.00GBP
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18:30(曇)Silverstone
さて、本日は移動日のため、特に目的地はないのだが、なんかもったいないので、何かしたい、、、と、Sさんから進められていたサーキットを思い出す。その名もSilverstone♪しかも明日の目的地Whipsnade Zooのすぐ近く。これはいくっきゃないということで、<M1>をそれ、<A43>を通って、Silverstoneへ。さすがに平日とあって人は少ない。もちろん時間が遅いせいもあるだろうが。エントランスで入ってもいいか聞いてみると、気のいいおっちゃん曰く、歩いてならどこへ行ってもいいよとのこと。サーキットってそんなもん?とりあえず良いと言われたのでガンガン入っていった。コースの上らしき橋を渡ったり、F1チーム用のパドックの近くまで行ってみたり。日本でもサーキットって行ったことないので、全く勝手がわからん、、、。が、一通り満喫して、Silverstoneに別れを告げた。
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21:00(曇)Travel Inn / Dunstable・Luton
<A43>を戻り、<M1>へ。SA Gramary Southでカルボナーラを食べ、今夜の宿に到着。そう言えばEnglandに来てからというもの(Franceもたいがいだが)、動物園の中や道端にゴミがいっぱい落ちている。思うに、これってSAなどのセルフのレストランやファーストフード店でトレイやゴミ、コップを片付ける習慣が無いためだと思う。店員が片付けてくれるのだが、その片付け方さえも汚い。しかも、日本のどんぶりのように、再利用する食器も少なく、ものすご〜く食べ散らかす。せっかく環境教育しようとしている動物園にゴミがいっぱい。Englandではもっともっと身近なところから始めないといかんのかも、、、。んで、明日の宿を予約するために、とあるSAで見つけた1晩泊まるともう1泊できちゃうというサービスのHotelに電話。電話での英会話は怖い。何せジェスチャーも筆談も通じない、、、。それでも何とかそのサービスで予約し、いざシャワーと洗濯を済ませ、eurospotで送受信とBlogのUPをして、いざおやすみなさい。本日の走行距離664km(総計4,136.6km)。
SA Gramary South
 カルボナーラ+レモネード:11.78GBP
宿泊費:48.95GBP
電話:およそ1.00GBP
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June 4, 2004

ヨーロッパ遠征15日目

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2004年6月4日
8:30(晴)Travel Inn / Dunstable・Luton
お、昨日の晩にチェックした天気予報の通り、今日はいい天気。もちろんEnglandでの経験上油断はできないが、いい日になりそう♪早速出発。宿を出てすぐのガソリンスタンドで給油と朝食を済ませ、いざWhipsnade Zooへ。
ガソリン+朝食:21.94GBP
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9:30(晴)Whipsnade Zoo
宿のおばちゃんに聞いた通り進むと、ありましたWhipsnade Zoo。なんとここは車のまま入れる動物園。と言っても日本で言うようなサファリパークではありません。詳しくは別途。
Whipsnade Zoo
 入園料:13.50GBP×2人
 車入園料:10.00GBP
 昼食:10.65GBP
 Activity Book:2.50GBP
 LifeWhachMagazine:2.00GBP
 Guide Book:3.50GBP
 チンプペンケース:3.00GBP
 ショットグラス:1.00GBP×4個
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18:30(曇)ショッピングセンター / Dunstable
18:00ごろ動物園を後にして、宿の近くにあったショッピングセンターへ。減ってきた水とボディーシャンプー、文具などをお買い物、ついでにペットショップと電気屋さんもぶーらぶら♪
食品:5.98GBP
日用品:8.23GBP
文具:12.96GBP
イヌの本:8.95GBP
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22:00(曇)Days Inn / South Mimms
<M1>からLondon郊外の環状線<M25>へ入り、本日の宿に到着。ここはSA内にある宿。SAのレストランが使えてちょー快適。しかもBT-openzoneが使える上、2泊で1泊料金♪言うことなし。SAのケンタッキーで夕食を済ませ、これまでの資料をさっきのショッピングセンターで買った衣装箱に整理し、領収書の整理をしておやすみなさい。本日の走行距離72km(総計4,209.1km)。
宿泊費(2泊):59.00GBP
ケンタッキー:6.49GBP
帽子:4.99GBP
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ホイップスネード動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 210 (動物園: 96, 水族館: 56, 博物館: 46, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 92)

ここホイップスネード動物園は、ロンドン動物園を含むロンドン動物学協会が運営する郊外型の動物園です。言わば東京都の上野動物園と多摩動物公園のような関係といったらわかりやすいでしょうか。郊外型ということで、とーーーっても広いので有名です。うわさはかねがね聞いていたので、一体一日で回りきれるのか心配しながら、開園時間の30分前には到着。昨日1日休養したので、今日はやる気満々です。

パンフレットやエントランスの表示を読むと、どうやら追加料金GBP11で車で園内に入れるらしい。サファリパークのようなもの?開園時間前に警備員のおじさんをつかまえて聞いてみると、どうやら通常の園路も車で走れ、どこでも好きなところに停めて動物を見れるとか。これから一日でまわれるかもーー♪ということで大人2名、車1台で入園しました。

ポイントは
・やっぱり広い!
・チンプの新しい展示
・ボランティアさんの解説がちょっと、、、
・Birds in the World

■やっぱり広い!
車で入ったから良かったものの、やっぱり広い、、、、。どこまで続くのかわからない草原。向こうに見えるのはオリックスかな?何かな?という感じで、双眼鏡が欲しいくらい。でも場所によってはフェンス沿いのすっごく近くに動物が来ていることがあって、「どこにいるんだろうと遠くを見ていたら真下にいた」ってなこともありました。のどかに草を食むシロサイと、草原の向こうでくつろぐオリックス。絵になるでしょ?
園内には徒歩だけの通路と、車でしか通れない通路があって、車でしか通れない通路は8種ほどの偶蹄類が放し飼いになっていました。
ただ、「桁違いに広い」と聞いていましたが、マーウェルとは桁が同じ(って言うのかな?)な気がします。マーウェルより広いですけど、がんばれば歩いてまわれる程度です。
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■チンプの新しい展示
2004年春にチンパンジーの新展示がオープンしたそうです。室内、檻状の屋外、島状の屋外と3つの放飼場があり、今日は檻状の放飼場にオトナオス3、オトナメス3、1,2歳の子ども1が出ていました。島状の屋外はまだ造成しているみたい。檻状の放飼場はなかなか面白い創りでした。あまり高さはないんですが、天井から1メートルほどが三角形の格子状になっていて、そこをチンプたちは利用できるのです。天井には直径20cmほどのジュースの氷が置かれていて、みんな天井についている格子に座って凍ったジュースを一生懸命なめていました。
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■ボランティアさんの解説がちょっと、、、
1日に何回かあるAnimal Talkの時間。ブラウンベアーとチンプのものに参加してみましたが、どちらもなんとボランティアさんがマイク片手に解説していました。どちらの解説の時間の少し前にキーパーさんが少し餌をまくので、解説中は動物は活発に活動しています。でもちょっとがっかりだったのは、ボランティアさんがメモを棒読みで、一般的な解説しか聞けなかったこと。チンプの解説に至っては、肩から掛けるマイクを逆向きに持っていたために、チンプを見ている人にはほとんど声が届かないという状況でした。せっかく動物舎前で動物が動いているときに解説するんだから、もっと面白くできないものかなぁとちょっと残念。
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■Birds in the World
がっかりだったAnimal Talkに対して、とってもよかったのが鳥類のショー「Birds in the World」です。半円形のスタジアム形式になった会場で、風切り羽を切っていない鳥たちを飛ばしながら解説します。はじめに5羽のコンゴウインコが登場して、トレーナーと会話(のようなもの)を交わしたり、ペット需要のために個体数が激減していることをコミカルな劇仕立てで紹介したりしました。捕まえられ、狭いケージに押し込められて長い時間輸送されると、死んでしまう個体もたくさんいます。という解説で「死んだフリ」。やっぱり自由に飛んでいるのが一番!ということで、5羽のコンゴウインコが観客の頭上をかすめながら優雅に飛ぶ姿は、なかなか感動モノでした。その後も、ハクトウワシ、ハヤブサ、そしてニワトリなんかも登場。それぞれの飛び方や飛ぶ早さ、そして個体の名前や年齢、性格、トレーニングの方法なども教えてくれて、とっても面白いイベントでした。
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▲▽ホイップスネードのペンギン▽▲
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June 5, 2004

ヨーロッパ遠征16日目
The British Museum

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2004年6月5日(土)
8:30(晴)Days Inn / South Mimms
SAで朝食にサンドイッチを買い、Londonへ向かいながら食べることに。<A1>をLondonへ向けて南下。どんどん街らしく、ごちゃごちゃになってくる。ゼブラクロスのように歩行者優先の考え方があるからか、すごいところを歩行者が横断してくる。Parisは車が怖かったが、Londonは人が怖い。あ、もちろん車も怖い。んで、うまくいけば今日の目的地のLondon Zooのすぐ近くに出るはずだったんだけど、ついに<A1>を見失い、迷う、、、。なんとか地図に載っている駅を見つけ、コンパスを頼りになんとか到着。ふぅ。
朝食:5.68GBP
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10:30(晴)London Zoo
London Zooは今まさに変革の時を迎えているようだ。重い歴史と新しい考え方の葛藤が見られてある意味貴重な体験。がんばれLondon Zoo。ということで詳細は別途。
London Zoo
 入園料:13.00GBP×2人
 駐車場:7.00GBP
 ガイドブック:3.50GBP
 Activity Book:2.50GBP
 Old Photographic:29.50GBP
 ショットグラス:1.00GBP×4個
 ペンギンバック:10.00GBP
 ピンバッジ:1.00GBP
 フィッシュ&ポテト:10.20GBP
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18:00(曇)The British Museum
折角なので、車でLondonの街中をブラブラすることに。このあたりはまさにLondon(どんなだ?)な建物が多く、ただ走っているだけでおもしろいのだが、地図で大英博物館を発見し行ってみることに。すぐ目の前の路上駐車スペースは18:30まで料金がかかるが、その時間以外のことが書いてない。無料ということ?それとも駐車禁止。まぁいいや交代でちらっと見てこよう。警備員がいっぱい立ってたけど、まだ入れる様子。特に止められる気配もない。入ってみよう。エントランスを入ると白い大きなスペースが現れて、なんとなくいろんな人がブラブラしている。なかなかいい雰囲気だ。ショップが開いてなかったのが残念だが、フリーの展示場をぶらっと見て帰った。そうそう、基本的に無料なんだよね、ココ。入口にFree Admisionを続けるために募金をしてくださいとのポストが設置してあった。At leastともIf you canとも書いてある。London Zooと同じく、ここにも何かしら葛藤が感じられる。突然現れる近代的なビルとゴミがあふれている路上の対比もそうだが、Londonの街全体が今変わろうとしているのかもしれない。
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18:45(曇)London Bridge・Tower Bridge
博物館の前の古本屋をしばし覗いてから、♪ロンドン橋落ちた〜のLondon Brdgeに行ってみることに。あれ?なんで落ちたんだっけ?まぁいいや、今回は落ちないことを願いつつ、London Bridgeを渡り、London Bridge Stationの前を抜けて、隣のTower Bridgeへ。ロビンマスクだ!!うん、確かにロビンマスクっぽい。観光客がいっぱい歩いている中を、地元の人っぽく車で通り抜けるのはなんとなく気分がいい。っておれも観光客なんだけどね。んで、Londonドライブを満喫して、昨日の宿に戻るべく、<A1>を北上。
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20:00(晴)Days Inn / South Mimms
Londonになんとなく後ろ髪を引かれつつも、DVテープを売っていそうな店を探しながら(ない!!)<A1>を北上し、宿へ。2泊で1泊料金なので、今日は無料♪駐車場でお土産の整理をして、シャワーを浴びて、BT-openzoneでひと仕事。ということで、本日の走行距離77km(総計4285.7km)。
BT-openzone:6.00GBP
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ロンドン動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 211 (動物園: 97, 水族館: 56, 博物館: 46, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 93)

昨日のホイップスネードに続き、とうとうやってきましたロンドン動物園。ロンドン動物学協会の中心地として、動物園史だけでなく動物学史にも必ず出てくる有名な動物園です。ロンドンの中心からほんの2マイルほどにあるリージェントパークという広大な公園の一角にある動物園は、都市型の動物園であるためあまり広さはありません。そして行き着くのが大変!(それまでの苦労は前述のとおり)駐車場も7GBPもかかりました。

気を取り直して入園!ポイントは以下。
・ゴリラにもチンプにも何にでも三角形のポール
・コレクション
・ペンギンはどこ!?
・ゾウはどこ!?
・Animals in Act
・B・U・G・S

■ゴリラにもチンプにも何にでも三角形のポール
入口入って比較的すぐにある霊長類の施設。まず見えたのがチンパンジーでしたが、昨日ホイップスネードで見た天井の三角形のポールがここにもありました。そしてゴリラ、テナガ、ダイアナモンキー、クロザルなどすすんでいくと、どの放飼場にも三角形のポールがあります。なるほど、これはこんなに普及していたんですね。場合によってはポールの継ぎ目にロープを結んでさらに複雑な状態にしたり、応用性も抜群♪
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■コレクション
もともと動物学の研究推進のために限られた人々に公開されたロンドン動物園。その名残か、コレクションはすごいものがあります。鳥類が並んでいるコーナーには、○○ピジョン、○○ピジョン、、、、、、ハトってこんなにいたんだぁ。偶蹄目のコレクションもなかなかで、キリンにはじまり、オカピ、ボンゴなどお馴染みの目玉動物、初めて見たアノア、Nyalaなど充実していました。
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■ペンギンはどこ!?
さて、一番楽しみにしていたのが、あの有名なペンギン舎です。白くカーブを描く近代芸術的なペンギン舎は、建築物としてもとっても有名。遠くから白いものを見つけ、かけよってみると、、、、あれ?アリゲーターのパネルがある。えー!もしかして食べられちゃったの!?、、、ってそんな訳はなく、ペンギンは他の場所に移動し、今はアリゲーターをここで飼育しているとのこと。え〜そんなぁ〜。
新しいペンギン舎にいってみると、広くはないですが池状のプールと砂の陸場、巣穴、そして木陰のある良い場所でした。なるほど。そういうわけですね。スタッフの人をつかまえて聞いてみると、やはりそうでした。今の場所の方が「More Naturalistic」だから6ヶ月ほど前に移動させたんだそうです。でも前のペンギン舎は建築的にとても貴重だから残しておくとのこと。
これは、ロンドン動物園のあり方を象徴している出来事でした。長い歴史、それを語る多くの建築物やモニュメント。いわば「動物園の博物館」とも言うべき場所です。それと同時にコンサベーションや動物福祉を実現しようとしているわけですから、その狭間で難しい決断を迫られることは多いはず。ペンギンの場合と同様、動物舎自体は残して他の動物に利用するという方向が一つの答えのようでした。
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■ゾウはどこ!?
ペンギンに続くもう1つの例がゾウ。ゾウがいた動物舎には、ゾウの像はのこっているものの、現在はラクダとイノシシ(の仲間)がいるだけ。ゾウはホイップスネードに集めて、ロンドンではゾウは飼わない方針のようです。ただゾウ舎自体は建築的に貴重なものなので、他の動物を飼育しているというわけ。
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■Animals in Act
園内では様々なイベントがありましたが、その中でも特に目玉なのが、このイベント。専用のステージが園の中央に用意されていて、15分前くらいになるとアナウンスまで流れます。まず登場するのは、ホイップスネードでも見たコンゴウインコ。ホイップスネードのように大空を舞わせることはありませんでしたが、客席側にいくつか用意された枝やロープへ飛ばすので、すぐ頭の上を羽がかすめます。ちょうど私たちが座った場所がロープのすぐ前の席だったので、すっごい近くで見れました。次がアナグマ。器用な手つきとロープを渡る技を披露してくれます。そして最後がミミズク(大きいやつ)。コンゴウインコの時と同様に客席の上を飛ばすのですが、羽音がしないことを実感するために、スタッフが観客に静かにするよう求めます。シーンとなった会場を音も無くミミズクが「サーーッ」と舞うのには、拍手喝采でした。スタッフの語りもテンポよく面白くて、とっても良いイベントでした。
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■B・U・G・S!
そして、ロンドン動物園の新しい方針を表しているように感じたのが、オープンしたばかりのこの施設。名前の通り昆虫など無脊椎動物を中心に展示しているのですが、その方法が他とは全く違います。つまりメッセージがハッキリしていて流れがあること。展示動物はその一例にすぎないこと。話の流れとしては、まず動物界の多様性を実感させてくれます。様々な生息環境に進出した無脊椎動物。砂漠や淡水、海、そして人のすぐ近く、と紹介されます。そして多様性が生まれたワケを、進化の視点から解説します(さすがダーウィンの故郷!)。遺伝子の多様性の話では、人や動物の顔の個体差、色盲、舌を丸められるかどうかなど、身近な例を出していて面白かったです。そして絶滅について。そこから、すでに絶滅した動物のこと(ロンドン動物園には過去にクアッガを飼育していたことがあります)、絶滅に瀕した動物のことに話をすすめます。そしてZSLがどんな取り組みをしているのか、他にどんな組織があるのか、今あたなに何ができるのか、と語りかけて終わる。という壮大なストーリーです。
スタッドブックの説明では、タッチパネルのPCを使ってトラの種別調整者の仕事を体験できます。スウェーデンの動物園から飼育しているオスに適当なメスがいないか相談のメールが来て、血統や放飼場の環境などを問い合わせるメールをやりとりし、最後にメスを選んで送り出します。そして見事子どもがうまれる!!というストーリー。なかなか凝ってます。
飼育動物を活用して動物学や保全について学ぶ。すぐに「保全しましょう!」と訴えるのではなく、それまでに膨大で奥の深い情報をもって動物の多様性の神秘に触れさせる、というのは、ロンドン動物園ならではの手法です。なるほど、と納得した次第でした。
しかし現実は厳しいものです。BUGSの中にはイギリス人の好きなフィッシュ&チップスという食べ物に使われる魚に関する展示があるにも関わらず、すぐ目の前の売店ではフィッシュ&チップスが売られ、みんなそれをおいしそうに食べ散らかし、ゴミも片付けず、食べかすをあさりに野鳥が集まってくるといった始末。道のりは長そうです。
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June 6, 2004

ヨーロッパ遠征17日目

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2004年6月6日(日)
8:00(晴)Days Inn / South Mimms
ちょっと寝坊、、、。急いで支度をし、昨日同様SAでサンドイッチを買い、食べながら本日の目的地Howletts Wild Animal Parkへ向かうべく環状線<M25>を東へ。Londonからこのくらいの距離のところに環状線が整備されているのはすばらしい。しかも無料。どうやって維持してるんだろう。東京も早く外環と圏央道を完成させるべきだ、、、。そうそう、オービスに関して友人から力強いメールを頂いたので、ここに紹介させていただきます。「実は100mile/hだったというオチ?」「請求書が来ても無視する」「他国の車を特定するのは困難なハズだから大丈夫」。みなさん心強いアドバイスをありがとう(T_T)。
サンドイッチ・お菓子:6.68GBP
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10:15(晴)Howletts Wild Animal Park / Canterbury
<M25>はちょうどLondonの真東で一旦終わり、有料の橋を越えて、<M2>へ。ここも車が少なくていい道だ。しばらくするとMotorwayは終わり[A2]に。Canterburyで降りて標識に従い、細い道を枝狩りマシンとバイクをかわしながらHowlettsへ。ここはJohn Aspinallさんというギャンブラーが儲けたお金で作った動物王国。そう英国版お金持ちムツゴロウさんである。そのムツゴロウさん2000年に亡くなって、今は2代目。2代目ってたいていダメだけど、ここはどうだろうか?ということで詳細は別途。あ、そうそう、SUZUKIがスポンサーについているらしい。園内のあちこちに看板があった。がんばれ世界のSUZUKI。
橋通行料:1.00GBP
Howletts Wild Animal Park
 入園料:23.90GBP
 ガイドブック:2.00GBP
 The Great Banana Safari:4.99GBP
 書籍:3.99GBP
 ピンバッジ:4.49GBP
 バッグ:3.00GBP
 チップス+ローストチキン:8.25GBP
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19:00(晴)Travel Inn / Dover
17:30ごろまで動物園を満喫し、今夜の宿探しへ。明日の目的地はEngland最後の動物園Port Lympne Wild Animal Park。そこはDoverの近く。動物園を出た後、Doverを渡ってFranceに入り、そこから一気にNetherlandのAmsterdamまで行く予定。ということでDoverの近くで宿を探すことに。しかしいつも宿に泊まるか、車で寝るかと〜っても迷う。基本精神は宿泊費を浮かせてお土産を買う。しかし、車で寝るとさすがに次の日つらい、、、。あぁ永遠の課題だ。ということで、今まさに雲になりそうな雲を見ながら[A2]をDoverへ。いよいよ海峡に近づいていく。道端にわざわざ設置してある左側通行だよという標識がEnglandから出る時が近いことを感じさせてくれる。しばらく行くと[A2]は終わり、少々高いがその終点のSAにあったTravel Innに泊まることに。明日はいつ着くかわからないし、Netherlandsのネット環境も分からない。このTravel Innはeurospotが使えるので、ココに決定。ガソリンスタンドで洗車をし、やばそうなカップヌードルを買い、(味はまずくはないがきわどかった)、メールを送受信してお休みなさい。本日の走行距離199km(総計4,484.9km)。
宿泊費:45.95GBP
洗車:2.50GBP
カップラーメン:1.98GBP
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ハウレッツ

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初訪問♪, 訪問園館数: 213 (動物園: 98, 水族館: 56, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)

とうとう来ました、ハウレッツ!!ギャンブルで富を築いたジョン・アスピナルさんが個人で作った動物園で、来園者や協会に媚びる必要がないため、見る側のことよりも「動物のこと」を第一に考えて作られたということで、いろいろな面で他の動物園とは一線を画しています。特に有名なのがゴリラやトラ、アフリカゾウの飼育&繁殖。

日曜日なのに、お客さんはそれほど多くありません。エントランスにはしっかり「動物のことを第一に考えているため、アミューズメント施設もないし、動物が見えないこともありますよ」と書いてあります。
ポイントは、
・本当に見えない、、、、
・やっぱりゴリラすごい!!
・今後どうなる?

■本当に見えない、、、、
ゴリラやトラ、アフリカゾウの展示は別として、他に力を入れているのがシャーマンやルトン、ネコ科動物などです。で、どれも苔むした木で組まれた檻が、通路から少し離れたところに作られていて、檻にはツルが繁茂しているという状態。雰囲気は「森の中」という感じでとっても気持ちよく、「散歩しながら、動物が見れたらラッキー♪」という気分で歩くには良いところです。でも「動物写真を撮りたい」なんて思ったら最悪。郷に入れば郷に従え。私たちも動物の写真を撮るのは半ば諦め、雰囲気を楽しむことにしました。
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■やっぱりゴリラすごい!!
そして有名なゴリラの展示!!いろいろな人から話を聞いたり写真を見せてもらったりしていましたが、実物を見るとやっぱり違います。実は新しい放飼場がエントランス近くに完成したため、放飼場は全部で2つ。それぞれがうまく仕切れるようになっていて、群れとしては5群(たぶん)、個体数はなんと48個体(オス15個体、メス33個体)を飼育しているのです。これはホントすごい。
どれも檻型の放飼場で、来園者からはちょっと見難い。でもゴリラにとっては天井も壁面も、そして中間の空間(ロープや台などたくさんのものがある)も活用できるので、限られたスペースを有効利用できます。天井にはホイップスネードやロンドンで見たような三角形型の格子が設置されていて、天井付近も自由に移動できますし、中間にはトンネルのような構築物や寝台、滑り台、ハンモックなど本当にたくさんのものがあります。
一番大きな群れには小型のサルが2個体同居していて、微妙な関係も見られました。てっきり彼らは大きなゴリラを避けて細々と生活しているのかと思いきや、子どものゴリラに向かっていったかと思うと、いきなりお尻に噛み付くようにして追い払うという場面を見ちゃいました。わからないもんですねぇ。
そして一番のエンリッチメントはやはり社会性ですよね。小さな子どもが大きなお兄ちゃんに遊んでもらったり、おばさんが子どもの相手をしてあげたり、いろいろな関係が本当にたくさん見られました。そしてそれをみているお客さんも長居することすること。ちゃんと周りに長居用のクッション付きイスが設置されていて、みんなゆーっくり見ていました。こんな雰囲気もいいよなぁ。
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■今後どうなる?
ジョン・アスピナルさんは、2000年に亡くなったそうです。知らなかった、、、。売店に彼の歴史をまとめた本も売っていましたし、アスピナルマグカップ(アスピナルさんがゴリラと向き合う絵柄入り)なども売ってました。その後は息子のダミアン・アスピナルさんが継いだそうで、ガイドブックの表紙にも彼の写真が。2代目になったことで、どう変わっていくのでしょうか。
ゴリラの新放飼場以外に最近できた展示が二つありました。ひとつはその名もJurassic Mine。売店やレストランの一角にありました。ちょっと入る気しませんでした。もう1つはWalk with Lemur。キツネザルがいる大きめな放飼場に人が入りウォークスルーできるという展示。なんだかどちらもハウレッツっぽくないような、、、、。今後どうなっていくんでしょうか。
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June 7, 2004

ヨーロッパ遠征18日目

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2004年6月7日(月)
9:00(晴)Travel Inn / Dover
今日の目的地は、Doverの近くのPort Lympne Wild Animal Parkということでゆっくり起床。隣りのGSで買ったサンドイッチを食べながら<M20>を西へ。しばらく行くと目の前に海が広がった!!おぉもどってきましたDover海峡。やがて道はDoverの港を抜け、White Criffを左手に眺めながら、快適に続く。道路脇にはkmとmileの対応表があったり、左側通行だよ!!との表示が。もともとkmだったり左側通行だったりする日本人にはなんとなく変な感じ。
サンドイッチ+ミルク(Elf Site / Dover East):4.91GBP
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10:15(晴)Port Lympne Wild Animal Park
程なくPort Lympne Wild Animal Parkの看板が現れ、それに従って行くと、道は昨日同様どんどん細くなるが難なく動物園に到着。ここも昨日のHowletts同様、John Aspinallさんが創った動物園。果たしてどんな具合なのか?ということで詳細は別途。あ、そうそうココもSUZUKIがスポンサーについているらしい。がんばるねぇ。
Port Lympne Wild Animal Park / Port Lympne
 入園料:15.9GBP
 ガイドブック:3.90GBP
 サファリトレイル:4.00GBP
 音声ガイドマシン:0.20GBP
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18:00(晴)Euro Tunnel
17:30ごろEngland最後の動物園を後にして、いざ大陸向けて出発。朝来た道を<M20>まで戻り、まずは電車に車を載せてドーバー海峡を渡るというEuro Tunnelの価格調査のために、Euro Tunnelコッチの看板に従って側道に入ると、いきなり料金所が、、、。そんなぁコッチにきたら乗るしかないの?料金所のお兄さんにただ値段を知りたかったんだけど、、、と伝えると料金を教えてくれて、しかもexit用のチケットをくれた♪きっとうちらみたいな人、多いんだろうなぁ。んで、片道169.50GBPもするとのこと、当然止めてフェリーの価格調査に行くことに。だってお兄さんも自らexpensiveって言ってたもの(笑)
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18:15(晴)Samphire Hoe / White Criff
無事Euro Tunnelを脱出し、<M20>に合流。朝眺めながら走ったWhite Criffを見に行くことに。Dover手前でUターンし、View Pointの看板に従って側道に入ると、狭くて暗いトンネルが。そのトンネルを抜けると、White Criffの下側に出れました。そこにあったリーフレットによると、シールドマシンでトンネルを掘り、White Criffの下の海岸を埋め立ててこの場所を作ったらしい。まさにProject Xである。
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18:30(晴)Ferry Turminal / Dover
ということで、辺りに似つかわしくない中島みゆきの唄が頭をヘビーローテーションする中、そのトンネルを抜けてさらに東へ戻り、DoverのFerry Turminalに到着。早速価格調査開始。Seafranceは本数が多いが、75.00GBP。Norfalklineは次が21:30発と少々遅いが59.00GBP。P&Dはこれまた時間が遅くて77.40GBP。ということでnorfolklineに決定。早速予約をして、余った時間でサンドイッチを食べお菓子を買って最後のGBP現金を使い、DVテープを探しに辺りをブラブラ。結局DVテープはEnglandで買えずじまい。ラスト3本。いよいよヤバイ、、、。が、しょうがないので、Ferryにチェックイン。出国はパスポートを見せるだけでOK。入国とはえらい違いだ。
フェリー Dover→Dunkerque(norfolkline / Dover):59.00GBP
独英辞書(Kiosk / Dover):3.49GBP
サンドイッチ(Kiosk / Dover):5.80GBP
お菓子(Coop / Dover):0.56GBP
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21:30(晴)Ferry
さて、いよいよEnglandともお別れして、大陸に向けて出向です。辺りはもう暗くてあっという間にDoverが見えなくなっていきます。さようならEngland、、、。んで、スープとパンを食べ、PCで一仕事。
スープ+コーヒー(Kiosk / Ferry):3.30GBP
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24:00(晴)Dunkerque
Ferryに乗っていたのは正味2時間。しかーし、France時間になるということはつまり1時間進むということ。ということで、ウミホタルらしきものが水面で光るのを見ながら、Dunkerqueの港へ到着すること24:00。さあこれからAmsterdam目指して疾走します!! フェリーを降りるときに銃を構えた兵隊がいたのにはちょっとびびった。港の周辺は真っ暗でいったいどうなっているのかわからないが、とりあえずAutoroute<A16>の案内を頼りに、久しぶりの右側通行に戸惑いながら、なんとか高速へ。日本に帰ったとき、どっち側通行だか分からなくなりそう、、、。とりあえず給油を済ませ、<A16>を東北方向へ進むとすぐにBelgiumへ。国境には小さな看板が1つあるだけ。深夜で暗いせいもあるが、なんとも寂しいものである。ということでいきなりFranceさようなら、こんにちはBelgium。Belgium内ではAutorouteをEuro共通の名前<E○>で表記してあり、非常に分かりやすい。<A16>は<E40>になった。その<E40>をたまに霧が出る中をさらに進み、Gentで<E17>へ。んでAntwerpenの環状道路を抜けて<E19>を北上。明るいBelgiumを見ることなく、いつの間にかNetherlandsへ。国境に気付かなかった、、、。短い間だったけどさようならBelgium。
ガソリン(Tecaco / SA Mannekensvere):52.26EUR
ワッフル(Kiosk / SA Kruibeke):0.95EUR
コーヒー(Kiosk / SA Kruibeke):0.80EUR
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30:00(晴)SA / Amsterdam近郊
Netherlandsに入るとEuro共通番号は消え、<E19>は<A16>という表記に。本当はBredaで<A27>に入りたかったのに、どうやら行き過ぎた模様。いまどこにいるかわからないくらい眠かったので、寝ていたリエを起こし、運転交代。<A16>からRotterdamで<A20>に入り、朝もやの中、雲の上にいるような気分(オランダっぽい♪)で走り抜け、Utrechtから<A2>を経て、途中のAmsterdam近郊のSAでおやすみなさい。本日の走行距離426km(総計4910.3km)。
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ポートリム

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初訪問♪, 訪問園館数: 214 (動物園: 99, 水族館: 56, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)

ポートリムはハウレッツの姉妹園で、郊外型の広大な動物園です。、、、と言っても、ハウレッツ自体もけっこう郊外にあるんですが、さらに広大な土地にあるっていうことです。
今日は月曜日だったこともあって、お客さんはほんのわずか。開園後数分で到着したら、車は10台以下。閉園1時間前に出たら、駐車場に私たちの車だけが「ぽつん」と残されている状態でした。

園内はかなーり広いですが、放飼場のスタイルやパネル等はハウレッツと全く同じスタイル。種名パネルは完全に同じものでした。草食動物の放飼場がとにかくひろーいのが特徴です。そして歩く歩く、、、、、。明日筋肉痛は必至です(涙)。お土産やさんのオリジナルグッズもハウレッツで見たものと全く一緒。昨日、バーゼルで買った帽子に今までGETしたオリジナルピンバッチをずらーっと付けて、「今日もピンバッジを買うぞー!」と意気込んでいた私はちょっとがっかりでした。

ポイントは、
・ここにもクロサイ、あっちにもクロサイ
・名前がずらーっ
・ゴリラのオスだけの群れ
・イギリス式超豪華マンション&庭園

■ここにもクロサイ、あっちにもクロサイ
ハウレッツもそうでしたが、ここもとくかく同じ種があちこちにいます。クロサイの放飼場なんて、ガイドブックについている地図で見るだけで8つの放飼場に「Black Rhino」と書いてありますし、それ以外のところにも最低2箇所は放飼場がありました。つまり10箇所以上。すごい、、、、。他にも力を入れている種にはたくさんの放飼場が用意されていて、アビシニアコロブスやサンドキャットなども「まただよ〜」と思うくらいたくさんいました。もちろんゴリラも。
動物の姿かたちを楽しもうと思ったら「またか」と思っちゃいますが、コロブスなんかはそれぞれ家族構成が違いますし、クロサイも様々な年齢の個体がいたりなど、同じ動物種の中の個体差や関係をじっくり見るならとっても面白い。ついでに言えば、放飼場が広すぎたり木が茂っていて見えなかったりするので、ある場所で動物が見えなくても「まぁいいか」と思えるのがまたいいところです。
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■名前がずらーっ
そういった楽しみ方を助けてくれるのが、この個体名パネル。全種とは言いませんが、ほとんどの動物舎に個体名と性別、生まれた日付が書かれた白い統一パネルが掲げられています。それを見ると、その群れの家族構成がわかっちゃうというわけ。キーパートークの時間にも、個体の説明にかなりの時間が割かれます。これがなかなか面白い。ホイップスネードでがっかりしたボランティアさんのガイドとは正反対で、マイクも使わずフレンドリーな雰囲気でとっても良かったです。
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■ゴリラのオスだけの群れ
今日、一番驚いたのがこれ!ゴリラの放飼場にフィーディングタイムのちょっと前に行ってみたら、シルバーバックのオスが1頭くつろいでいました。「メスたちはどこかなー」と思っていると、おやつを持ってきたキーパーさんに誘われて次々に放飼場に出てきたのは、全部オスのゴリラたち。これにはホント驚きました。
オスが余っちゃう問題は、単雄複雌の動物種にはいつでも付きまとう問題です。若いメスは引く手あまただけど、オスが生まれると貰い手がつかない。チンパンジーもライオンもキリンもゾウもそうです。でも、若いオスを中心に群れが作れれば、この問題は解決しますし、ゴリラやチンプには社会性を身につける良いトレーニング期間にもなるでしょう。
この群れはオス6個体で、最年長のMATAKIが15歳。最年少のDJIMUが11歳。食事中はちょっとモメることもありましたし、放飼場内にそれぞれお気に入りの場所があるようで、1個体1個体、あまり他の個体と干渉せずに過ごしているような雰囲気でした。
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■イギリス式超豪華マンション&庭園
今日、2番目に驚いたのが、園の中心にあるマンション。マンションって言っても、日本で言うマンションとは違いますよ。要は、イギリスの領主が住んでいるような邸宅のことです。この邸宅は来園者にも公開されていて、中には超豪華な内装と壁画や美術品があふれるばかりに飾ってありました。ジョン・アスピナルさんお抱えの画家さんがいたみたいで、壁画の動物たちはとてもリアル。動きや種間関係もうまく表されていて、動物画としては今まで見たこともないほど魅力的なものでした。Mratin Jordanさんという画家さんのものです。そして、歴代ゴリラたちの肖像画。1個体ずつ、全身と顔が表情豊かに書かれた額が10枚以上飾られていました。こういうところも、他の動物園にはない特徴ですね。
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June 8, 2004

ヨーロッパ遠征19日目

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2004年6月8日(火)
8:00(晴)SA / Amsterdam近郊
目覚まし時計の時刻をEuro時間に調整するのを忘れていて、1時間寝坊。急いで出発。<A2>を終点まで行き、Amsterdamの街中へ。ガイドには街中は難しいとあったけど、Zurichに比べれば屁の河童。ただサイドバックを付けたママチャリが多くて、縦横無尽に街中を走り回っているのが少し厄介。何度も巻き込みそうになる。が、無事本日の目的地Natura Artis Magistraに到着。
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9:00(晴)Natura Artis Magistra / Amsterdam
本当にAmsterdamの街の中心にある動物園。博物館やプラネタリウムなどもある。きわめて個人的な感想だが、たいしたことない動物園だと思う。詳細は別途。
Natura Artis Magistra
 入園料:29.00EUR
 駐車場:13.00EUR
 園内マップ:1.00EUR
 書籍(ガイドブック×2冊):4.75EUR
 書籍(ゾウ+ガイド):10.80EUR
 ガイドブック:2.50EUR
 ポストカード:1.50EUR
 スープ+サンドイッチ:7.10EUR
 ペプシコーラ:1.50EUR
 Strawbery Swirl:5.50EUR
 トイレ:0.25EUR
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19:00(晴)F1 Hotel / Zaandam
今日は本当に暑かった。汗かいた〜〜。ということで早速近くの安ホテルへ。IJ Tunnelを抜け、環状線<M10>から<A8>へ。風車が回るいかにもNetherlandsな風景を見つつ、軽く迷いHotel到着。が、なんと珍しく満室とのこと、、、。しょうがないので、近くのホテルや、ちょっと離れたところにあるF1 Hotelの値段などを調べていると、3部屋予約していたおじさんが1部屋しか使わないからどうぞとのこと。なんとラッキー♪オービスで最悪だった運気が向上してきたか?ということで無事チェックイン。シャワーで2日分の汗を流し、洗濯やらBlogを書いておやすみなさい。本日の走行距離72km(総計4,982.2km)。
宿泊費(F1 Hotel / Zaandam):42.00EUR
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アルティス動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 215 (動物園: 100, 水族館: 56, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 94)

アムステルダムの中心に位置するアルティス動物園は、ロンドン動物園や上野動物園同様、歴史ある都市型タイプの動物園です。
Webサイトでアクセス情報を調べていたら、「駐車場はあるけどせまいし高いからオススメしないよ」と書いてあったのですが、確かに場所的に本当にアムステルダムの街の中心部に位置します。ドキドキしながら車で行ってみると、意外と大きめな駐車場がありました。でも料金は丸1日だと13ユーロ。ちょっと高め(それでも他のコインパーキングよか安い)。

ポイントは、
・プラネタリウムに地学博物館
・水族館と動物学博物館
・そしてアート
・動物園としては??

■プラネタリウムに地学博物館
入園してすぐ左手にあるのが、なんとプラネタリウム。中にショップもあるみたいなので入ってみると、売っているのは望遠鏡やら天体関係の本やら、、、、。正真正銘のプラネタリウムなんですね。まわりには天体関係の展示もあります。そしてその周辺には、望遠鏡を設置し遮光眼鏡をかけた太陽観測のグループが、、、。ちょっとびっくり。
そして入口右手(園路的には最後にあたる部分)には、地学博物館がありました。中はかなり広く、様々な鉱石やそのでき方、化石と進化などを紹介していました。アンモナイトの系統樹(化石付き)はすごかったです。こんなに種類があるんだー。
確かに突き詰めて考えれば、天体や地学と動物は大きな関係があります。だからうまくやったら面白い展示になるんでしょうけど、動物園からは浮いてしまっているような気がしました。
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■水族館と動物学博物館
園内の奥まったところには水族館と動物学博物館があります。水族館はヨーロッパでは動物園内の1施設としてあるのが普通のようで、生息地別に魚、無脊椎動物などを展示している普通のものでした。動物学博物館は水族館と共通の建物なのですが、これは日本で考える博物館とはちょっと違いました。まさに標本をそのまま陳列してある感じで、パネルや模型などの解説装置はあまり見られません。そして剥製やら液沈標本やらがずらーーーっと並んでいます。シカなんかでよくあるような頭部の剥製壁掛けが、サイ、バイソン、そしてキリンまで壁に掛かってます。ちょっと趣味わるいような、、、、。そして生物の発生や多様性への関心からか、フウチョウなど近縁種の剥製をこれまたずらーっと並べて比較していたり、ヒトやサル、ブタの奇形の液沈標本や模型などもありました。
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■そしてアート
園内の数箇所で、子どもが描いた動物画が飾ってありました。パンフレットを見ると、どうやら教育プログラムとしてアートのプログラムがあるみたい。その他、園内の至る所に動物をテーマとしたブロンズ像や石碑がありました。中には日本庭園や大仏まであってびっくり。
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■動物園としては??
で、動物園としてどうだったかというと、いまいちという印象でした。特に印象が悪かったのはホッキョクグマ。ステージ型の展示で日陰も何もなく、本当に狭いところで行ったり来たりしていました。類人猿舎も狭く、その空間もあまり有効活用されていない感じ。施設が古いのは仕方ないとして、もっとがんばってほしいなぁというのが率直な印象でした。
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オランダの動物園は素晴らしい!!という話を聞いてたので期待が大きすぎたのかも。明日はアーペンヒュール、明後日はエメンなので、それらに期待を託しつつ動物園を後にしました。

▲▽アルティスのペンギン▽▲
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June 9, 2004

ヨーロッパ遠征20日目

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2004年6月9日(水)
9:30(晴)F1 Hotel / Zaandam
思いっきり寝坊。毎日寝坊している気がするが、なんか疲れているので今日は午後一ぐらいに本日の目的地Apenhuelに行くことに。<A10>から<A1>へ抜け、標識にしたがいAutorouteを降りて、軽井沢のような道路を走り、難なく動物園到着。
ガソリン(Shell / Zaandam):35.89EUR
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11:30(晴)Apenhuel / Apeldoorn
午前中に到着。上出来。今日もすご〜くいい天気。暑くなりそうだ。ここはかなり霊長類に重きを置いている動物園らしい。詳しくは別途。
Apenhuel / Apeldoorn
 入園料:28.00EUR
 駐車場:4.50EUR
 ポストカード:3.80EUR
 ポストカード:1.25EUR
 ガイドブック:3.50EUR
 Zoomaar:3.50EUR
 オレンジジュース、フィッシュアンドチップス:7.25EUR
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19:30(晴)McDonald / Zwolle
さて、今日は車で寝る日。ということで、宿探しはしなくてよいので、在庫が底を尽きかけているDVテープを探しにいくことに。どうやらDVテープはFoto Shopという種類の店に売っているらしい。※決してAdobeではない。まずはApeldoornの街中をブラブラするが、飲食店以外はすでに閉店。ヨーロッパどこでもそうだが、商売をする気がない。というかうちらがヨーロッパ人の生活サイクルに全く合ってない(笑)。しょうがないので、一般道を使って明日の目的地の街の方へ移動しながら、郊外の大型店舗がないか探すことに。川沿いのとってもオランダっぽい道を走り、Dventerの街まで行く。見つからない。さらに[N337]を北上。このあたりは更に気持ちが良い。ツーリングライダーもいっぱいいる。あぁおれもバイクで走りたい、、、。しばらくすると気球フェスティバル?をやっていた街Zwolleに到着。大型のホームセンターはいっぱいあって、どれもまだ営業中なのだが、ヨドバシ電気みたいな店舗は見当たらない。腹が減ったので、そのホームセンター街の中にあったMacでとりあえず腹ごしらえ。
マックチキンセット(McDonald / Zwolle):10.60EUR
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22:00(晴)Macury Hotel / Zwolle
ということで、今日はDVテープをあきらめて、eurospotが使えるというMarcury Hotelへ。Hotelの駐車場で車を止め、ネットにつなぐための下準備をし、ロビーでいざネット接続、、、と思いきや、なんとかIDは買えたものの、Loginできない。人の良さそうなフロントのおじさんに聞いても、予想通りPCは苦手らしく、“Sorry Sir!!”とのこと。まぁSirと呼ばれたから良しとしよう。
eurospot(swisscom / online):9.00EUR
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24:30(晴)Restaurant & Hotel Paping / Ommen
しょうがないので、この近郊にあるもう一つのeurospotを探しに、隣りの街へ移動することに。真っ暗な[N340]を東へ進む。時々通る対向車に気をつけながら、Ommenへ。Paping発見!が、暗い。小さな街の小さなHotel、フロントはとっくにしまっているようだ。なんとか前の道でも無線LANの電波を拾えたので、Let's Try。う、うまくいったぁ♪んで、2時間ほど作業。さすがに通りかかったPoliceもうちらがあやしかったのか声をかけてきた。どこにいても警察に声をかけられるとビビルもんである。
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28:30(晴)SA on <A37> / Emmen近郊
なんとか作業を済ませ、いざ明日の目的地Emmenへ。[N48]から<A37>に入ろうとするが、ミス。<A28>に入ってしまった。しょうがないので、Uターンすると、後ろからまばゆい物体が近づいてくる。真後ろについたかと思うと、赤色等とパッシング。そう、本日2度目のPoliceである。まさかスピード違反、、、でも120km/hぐらいしか出してないのに。めちゃビビリながら窓を開けると、管理のためだそうな。おどかすなっちゅーのよ。免許証を見せて、一応飲酒の検査をして、それでOK。寿命が縮んだ。とかしているうちに夜が明けてきたころ、<A37>上のEmmen手前のSAに到着し、バタンキュー。本日の走行距離294km(総計5,276.2km)。

アーペンヒュール

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初訪問♪, 訪問園館数: 216 (動物園: 101, 水族館: 56, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)

アーペンヒュールは、オランダの中規模の町、APELDOONの郊外の森の中にあります。平坦で広大な土地に針葉樹の森が広がる気持ちよい道をぐんぐん抜けていくと、急に目の前にエントランスと駐車場が現れます。
ここは「動物園」とはちょっと違うイメージ。アーペン(APEN)はオランダ語で霊長類のこと。つまり霊長類パークといった感じの公園なんです。アーペンヒュール自体も広大な公園の一部に位置します。
ポイントは
・「荷物はこの中に、、、、」
・ボノボとご対面!!
・ゴリラの群れ!
・樹冠の道

■「荷物はこの中に、、、、」
エントランスを入るとすぐに机が2台ほど並べてあって、職員さんが来園者にカバンを渡しています。カバンは大小様々な3種類ほどがあって、ぜんぶしっかりした作り&アーペンヒュールのロゴが入っています。何かと思って聞いてみると、どうやら荷物はこのカバンに全て入れて入園しなければいけないよう。放し飼いにされているサル達がいたずらをするからということでした。リュックをリュック(用意されている中で一番大きなカバン)に入れて、いざ出発。肩に食い込むよぅ(涙)。
園内をまわってみると、何箇所かにリスザル、タマリン、サキなどが放し飼いになっていました。このカバンに荷物を入れることを徹底しているので、たぶん餌をあげてしまったり、計らずとも食べ物をとられてしまうお客さんがいないからでしょう、人に特別関心を払わず、近づいても自然に行動しているのがとっても良い雰囲気でした。同じ近づいてくるサルでも、餌付けされている場合は「餌くれ餌くれ」ばかりで面白くないですもんね。
レストラン等があるゾーンは放し飼いゾーンと完全に分けられていて、サルたちが残飯を食べに来るようなことがないよう工夫されていました。徹底振りがすごいです。
荷物をカバンに入れるこのシステムは、表向き「サルたちのいたずら防止」と書いてありますが、たぶん他にも「来園者のいたずら防止」と「タマリンなどの盗難防止」という意味があるのでしょう。
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■ボノボとご対面!!
ここでは類人猿としてゴリラ、オランウータンに加え、チンパンジーならぬボノボが飼育されています。ボノボは日本では会うことができません。世界の動物園でも150個体程しか飼育されていません。以前ベルギーの動物園で一度だけ会ったことがありますが、仕事でチンプをかなり見慣れてきた今、ボノボに会うのが楽しみでした。
ボノボがいるのは、かなり広い島状の放飼場です。初めはだれ〜もいなくてがっかりしましたが、1日に2回あるフィーディングタイムに行ってみると群れの一部が出てきていました。うーん、やっぱり小さいです。ピグミーチンパンジーと言われるだけある。そして、髪の毛が真ん中分け(笑)。おでこがハゲぎみの個体などもいましたが、やっぱりみーんな真ん中分け。そして、やっぱり体格がちょっと違いますよね。子どもと遊んであげる親たち、ボタンを押すと水が出る装置で遊ぶヤツなど、遊び好きなところはチンプと変わらないですね〜。
キーパーの方に聞いてみると、ここでは9個体が1つの群れで生活しているそうです。私が「日本から来ました」と言うと、「オー!日本から来たヤツもいるんだよ!」とのこと。日本からベルギーの動物園に入り、そこからアーペンヒュールに移動したんだそうです。「その子はどこ?」と聞いたら、「ヤツはvery lazyだからどっかで寝てるよ」だってさ。残念ですが会えずじまいでした。
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■ゴリラの群れ!
そしてなんと言っても大きな群れで生活するゴリラは魅力的です!大きなシルバーバックから1歳くらいの子どもまで、総勢20個体弱の大きな群れは迫力満点。1日になんと4回もフィーデングタイムがあって、大きな島状の放飼場の中を群れが移動していきます。大人たちはゆっくり歩き、子どもたちは走ったりじゃれついたりしながら後になり前になりしてついていきます。フィーディングタイムは解説付きで、言葉はわかりませんでしたが「あの個体は、、、」と指差しながら説明したり、ブッシュミートの話なんかもしているみたいでした。
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■樹冠の道
順路の後半には、立派な樹冠の道が作られていました。木の上の方にボードウォークが設置されているので、放し飼いになっているリスザルやタマリンたちの木の上での行動を間近で観察できます。それはとっても面白いんですが、ちょっといただけなかったのは、所々に設置してあるわざとらしい仕掛けです。大きなクモの巣が木の間にかけてあったり、様々な昆虫の拡大模型が木についていたり、、、、。どれも周りとマッチしてないよ〜!!サルたちに会えなかった時にも退屈しないようにいろいろな仕掛けを作ったんだと思いますが、わざとらしさがかなり残念でした。
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June 10, 2004

ヨーロッパ遠征21日目

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2004年6月10日(水)
9:00(晴)SA on <A37> / Emmen近郊
SAで寝ても寝坊。まわりにいたトラックは1台もいない、、、。が、今日もいい天気。いよいよ遠征も3分の2をすぎた。ラストスパートはりきっていきましょー。
サンドイッチ、ミルク(Total / Zwinderen):6.45EUR
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10:00(晴)Noorder Dierenpark / Emmen
ということで、<A37>を終点まで走り、[N48]を通って、案内どおりに進み、なんなく動物園到着。ここは小さいながらランドスケープイマージョンを純粋に取り入れた動物園とのこと。それはさておいても非常におもしろかった。しかも、分園との間にあるショッピングセンターで念願のDVテープの購入に成功。しかも20本買ったらまけてくれた♪詳細は別途。
Noorder Dierenpark / Emmen
 入園料:32.00EUR
 キリンガラガラ:4.90EUR
 アクティビティブック:1.50EUR
 ガイドブック:6.00EUR
 ガイドブック:6.00EUR
 コインプレス:5.10EUR
 スラッシュ、オレンジジュース:4.00EUR
 チキン、ミートボール:9.50EUR
 ポストカード:0.50EUR
 ポストカード:0.50EUR
 ポストカード:1.00EUR
 駐車場:4.50EUR
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18:00(晴)ショッピングセンター / Emmen
閉園間際にとつぜんのスコールに見舞われながらも、たっぷり動物園を楽しみ、しかも当然、おっ買い物、お買い物♪このショッピングセンターはまだ営業してる。100円ショップみたいな店をぶらつきいろいろ購入。さらに別のお店でTシャツと果物をお買い上げ。
DVテープ(Betaalautomaat / Emmen):83.65EUR
チャッカマン(Xenos / Emmen):3.50EUR
おかし(Xenos / Emmen):4.67EUR
Tシャツ(Charles Vogele Fashion Netherlands B.V. / Emmen):2.90EUR
果物(八百屋 / Emmen):2.70EUR
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19:30(曇)国境 / Netherlands - Germany
そして、いよいよGermanyへ向けて出発。しばらくでしたが、Netherlandよさようなら。[N37]を東へ走ると間もなく国境へ。Germany側から進入してくる車はいろいろとチェックされていたが、Netherlands側からはスルー。やはり看板1枚だけだ。ただいまGermany。
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23:00(曇)F1 Hotel / Hannover
<A31>から<A30>へ。途中のSAで友人に電話しながら、<A2>へ。200kmほど走ると到着。今日もおつかれさまでした。本日の走行距離290km(総計5,566.0km)。
ガソリン(Autobahntanketelle / Melle):38.03EUR
ライト(Autobahntanketelle / Melle):8.90EUR
ソーセージ(Autobahntanketelle / Melle):4.65EUR
電話(Public Phone / SA):3.00EUR
宿泊費(F1 Hotel / Hannover):26.00EUR

エメン動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 217 (動物園: 102, 水族館: 56, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 95)

エメン動物園のことは、随分前から知っていました。1992年BBC制作、日本では1993年に放送された「動物園は今」で、来園者の教育に力を入れて成功している私立動物園として紹介されていたからです。ヨーロッパに来る前にも、何人かから「ぜひ行きなよ!」と勧められていたので、めちゃ楽しみにしていました。

ポイントは
・ペンギン中心の分園
・単純明快な園内
・ゾウの群れ
・よく泳ぐクマたち
・広大なサバンナ!

■ペンギン中心の分園
駐車場に車を停めていざエントランスへ。入園料を払い園内マップをもらうと、そこの兄ちゃんがとても親切に説明してくれる。なになに?「ここは分園でこっちが本園。この動物園は年々大きくなっているのさ」マジで!?確かにここは新しくてきれい。ここはオープンしたばかりのペンギン中心の分園で、ここから大きな道を渡る橋をこえ、ショッピングセンターを越えたところに本園があるんだそうです。
フンボルトペンギンの放飼場は、めちゃくちゃ良い♪プールも陸場もとっても広くて複雑。と同時に来園者通路もとても複雑で、プールの向こうにペンギンが見えると思ったら、園路沿いの自分の背丈ほどもある崖の上にいるペンギンと目があったり、岩の隙間を覗くと草を踏み分けたペンギンの道があったり、、、、。
他にも水をテーマとした体験型の博物館などがありました。
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■単純明快な園内
そしていざ本園へ。エントランスでもらった園内マップをみると、なんだかとってもシンプル。動物園自体があまり広くないというのもありますが、園内の配置が大胆なんです。中央にどどーんとサバンナ放飼場。そのとなりにだだーんとタイガの放飼場。エントランス付近には広大なアジアゾウの放飼場。その周囲を埋めるようにして他の小さな展示がありますが、巨大な3つの放飼場があるために園内はとってもわかりやすくて良いです。

■ゾウの群れ
入園して左手に進むと、アジアゾウの放飼場があります。はっきり言って、ここを見ただけで満足!チェスターのアジアゾウと1,2を争うほどの良い放飼場でした。群れは見えただけで少なくとも12個体。母親とおそらく兄弟だと思われる3個体をずっと見ていたんですが、母親がまず率先して遊ぶんです。滝に鼻をつけて水をばしゃーっとかける。子どもたちが真似する。そのおかげでぐちゃぐちゃになった土の上にごろーん。子どもたちもちょっと遅れてごろーん。他の個体もたくさんまかれている枝をバキバキ食べたり、思い思いに過ごしていました。
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■よく泳ぐクマたち
上述の「動物園は今」で「現在すばらしいクマの展示を建設中です」という話が出てきました。ということは、もうとっくにオープンしているはず。これを見るのも楽しみにしていました。
敷地的にはそれほど広くありませんが、中には2本の川(というか滝)が流れ、木が生い茂った部分や急な崖など複雑な環境です。そして何よりも、広いプールがよい!プールの底も倒木があったり浅いところがあったりなど複雑になっているみたい(よく見えませんでしたが)。そこで、クマたちがよく泳ぐこと泳ぐこと。水草のようなものを食べたり、プール脇に生えているつる草を取ろうとがんばったり、2頭でじゃれあったり、本当によく動いていました。
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■広大なサバンナ!
そして最も注目すべきが、園の中央部に広大な面積がとられているサバンナ放飼場です。ここで飼育されている動物種はかなりのもの!おなじみのアミメキリン、グランドシマウマ、ダチョウはもちろん、シロサイ、ハーテビースト、スプリングボック、ウォーターバック、カンムリヅル、ホロホロチョウなども同居していました。
中央が適度に盛り上がっていて、空を背景に動物を見れますし、向こう側がどうなっているのかわからないから、広々とした印象をうけます。また、ただただ広大な芝生が続くわけではなく、大きな木が影を作る場所や、岩がごろごろしたところ、そして砂場、土、水場などがありました。これだけ広く複雑なので動物たちも微妙にすみ分けているようで、シマウマとサイは適度な距離を保っているみたい。全種が1枚に収まった写真を撮りたかったんですが、ちょっと無理でした。
園内の中央に位置するので、園路をまわるうちにあちこちのビューポイントから放飼場が見えるのもよいところ。さっきは枝を食べていたキリンが、今は砂の上で休んでいたり、さっき出会えなかった動物に出会えたりします。
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後半、急に雲行きが怪しくなってきてスコールが降り出すという事件があったため、タイガの方の放飼場はゆっくり見えませんでした。雨が降り出したら、きゅうにヘラジカが元気良く走り回っていたのはちょっと見えたけど、、、。とにかく、1種の動物、または一つの放飼場をじっくり楽しめる動物園で、とっても好印象でした。

June 11, 2004

ヨーロッパ遠征22日目

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2004年6月11日(金)
9:00(晴)F1 Hotel / Hannover
今日もちょっと寝坊。寝坊癖が戻ってきた。やばい、油断している、、、。いそいそと仕度をして、出発。<A2>を少し戻り、<A37>へ。標識に従い無事本日の動物園、Erlebniszoo Hannoverへ。
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10:30(晴)Erlebniszoo Hannover / Hannover
ここはエンターテインメントに力を入れている動物園。たまにはこういうのもおもしろい。詳細は別途。
Erlebniszoo Hannover
 入園料:32.00EUR
 駐車場:3.00EUR
 ニュースレター:4.00EUR
 ピンバッジ:2.50EUR
 ポストカード:2.00EUR
 Zoobuch(ガイドブック):3.00EUR
 ライト:3.95EUR
 カレーソーセージ&ポテト:6.90EUR
 ゼンマイペンギン:2.50EUR
 ポストカード:2.00EUR
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18:30(晴)SA Allertal
17:30ごろ動物園を後にして、次の目的地Hamburgへ向けて出発。<A37>から<A7>へAutobahnをひた進む。んで、途中のSAで休憩と食事と思ったら、ここシャワーがあるじゃないですか。今日は車で野宿の予定だったのでこれは大助かり。早速対応の悪いバーガーキングで食事を済ませ、シャワーも浴びてすっきり出発。あ、そうそう、ドイツ軍が同じSAで休憩をしてたんだけど、機関銃担いでバーガーキングに並んでた。日本の自衛隊も同じ?
チキンバーガー(Burger King / SA Allertal):8.48EUR
トイレ(Kiosk / SA Allertal):0.40EUR
シャワー(Kiosk / SA Allertal):4.00EUR
公衆電話(Kiosk / SA Allertal):2.00EUR
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22:30(晴)Airport Hotel Hamburg
20:30ごろSAを出発。少しづつ日が暮れてきたAutobahn<A7>を北へ北へ。今夜は野宿の前にeurospotで送受信を行う予定。あらかじめ調べておいたHamburgの空港の近くにあると思われる、Airport Hotelへ。さすがに少し迷いながら、たまたま見つけた紛らわしい名前のAirline Hotelで道を聞いて、なんとかたどり着く。Hotelの前に駐車して送受信の準備をし、ロビーで無線LANにアクセス成功。無事作業を済ませ、<A7>を少し戻りHamburg近郊のPAでおやすみなさい。本日の走行距離238.1km(総計5,804.1km)。
eurospot(swisscom / online):4.50EUR
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ハノーファー動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 218 (動物園: 103, 水族館: 56, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 96)

ハノーファー動物園は、とてもコンセプトがハッキリした動物園でした。とにかく演出することすること、、、、。入園前にエントランスでなぜか使い込んだジープが停車しているのを見て「だれだよこんな所に停めたヤツ(怒)」と思ってましたが、退園時に改めて考えたらこれも演出の1つだったんですね。

ポイントは
・とにかく演出!
・ライドモノまで
・ショーの数々
・エキゾチックなアジアゾウ舎

■とにかく演出!
特に比較的新しいアフリカゾーン「SAMBESI」は演出の嵐です。園路の擬岩はもちろんのこと、現地の村の雰囲気や民芸品、そして動物の痕跡などが、園路やビューポイントのあちこちに設置されています。セスナ(もちろん実物大)が墜落している場面に出くわし、頭上の木にひっかかったパラシュート&ベストが揺らめいている、なんていう演出もありました。
そして、絶対にそれらを“解説”しないという方針も徹底されてます。解説するということはつまり、一歩引いた立場から客観的に見ることになりますよね。それは演出の趣旨から反するんでしょう。解説をしなくてもわかるように、現地の人や研究者が書いたような雰囲気のメモがついていたりします。
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■ライドモノやショップまで
SAMBESIには水路が流れていて、ボートに乗って園路よりも近くから動物を見てまわるアトラクションもありました。ショップは園内に数箇所あり、そのゾーンにあったグッズ(アフリカっぽいグッズ、インドっぽいグッズなど)を揃えています。そしてレストランまでエキゾチックな雰囲気で、メニューの一部には現地の食べ物が。来園者が楽しく過ごせる空間づくりは本当に徹底しています。そういえば英語の園内マップもあってありがたかった!
スタッフの服装もまた一工夫ありました。SAMBESIではスタッフはみんな現地ガイドのような服装をしていましたし、後述のアジアゾウ舎で見たキーパー(トレーナー)は、なんと真っ赤な民族衣装を着ていました(これを着て掃除とかできるのかなぁ、、、)。
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■ショーの数々
園内各所で1日に8回(平日は6回、冬季は4回)のショーが行われています。もちろんフィーディングタイムは別にあるんですよ。中でもメインなのが「All-Star animal Show」です。これは見とかなきゃ!ということで15分前に会場(専用のアリーナがある!)に行くとまだゲートが開いてません。なんとアリーナは普段準備等のため閉鎖されていて、開演10分前くらいにオープンするという徹底ぶり。ゲートにはカウボーイ風の服装をしたスタッフ2人が控えていて、案内すると同時にショーが始まるとゲートを閉めてしまいます。ちょっと覗いていく、なんていう中途半端な参加の仕方は許されない方式です。
ショー自体もとっても面白かった!ドイツ語がわからないので内容を楽しめないんですが、日本で見るようなショーと全然違うんだもん。ゲートのスタッフよりさらにくどいカウボーイ姿のエンターテイナーは、とにかく良くしゃべる。動物が登場していた時間は正味半分くらいなんじゃないかなぁ。動物は、コンゴウインコとハナグマ、そして巨大なニシキヘビでした。そして、お客さんをどんどん参加させるんです。お客さんも「ハイ!ハイ!」と自分を選んでくれるようアピールします。総計20人くらいの人が食べ物を隠したりヘビを触ったりする協力者としてステージ上に招かれました。
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■エキゾチックなアジアゾウ舎
この動物園で今最もホットなのが、アジアゾウ舎です。インドの宮殿風の建物になっていて、他にハヌマンラングールとトラがいました。建物といってもゾウの放飼場は結構広くて起伏に富んだ作りになっています。オトナオス1、子ども2、若い子2を含む9個体が見えましたが、あまり窮屈な感じもしませんでした。
全てがインド風に統一されていて、なんと建物の中にはお香の香りが漂っています。これ、いいですよ。ゾウ舎ってやはり青臭い匂いがしますよね。下手すると臭いこともある。でもお香の香りがうまいこと臭さの部分だけを消していて、とっても合うんです。普段は芳香剤やお香は好きじゃない私ですが、これは良いと思いました。
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園内には一部古い施設も残っていて、類人猿舎などもステージ型の旧式なものでした。今、どんどん新しくしていってるようですね。現在計画中の新施設「YUKON BAY」はホッキョクグマ、アシカ、オオカミ、ヘラジカ、ペンギンなど亜寒帯〜寒帯の動物に特化した施設になるようで、園内の一角でその紹介と募金あつめをしていました。

■ハノーファーのペンギン
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June 12, 2004

ヨーロッパ遠征23日目

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2004年6月12日(土)
8:00(曇)PA / Autobahn<A7>
今日の目的地はかの有名なHagenbeck!! わざわざ寝るところに近くのPAを選び、昨日のeurospotホテルでパンフレットをゲットしていたにも関わらず、迷う、、、(涙)。だってパンフレットのexit No.が間違ってるんだもの。Autobahnを何度も往復して、ようやく小さな標識を発見。なんとかたどり着く。
サンドイッチ(Movenpick Marche / SA Holmmoor-Ost):6.60EUR

9:30(曇)PA / Tierpark Hagenbeck / Hamburg
Hagenbeckはりえも超楽しみにしていた動物園。入口も変な感じです。詳細は別途。
Tierpark Hagenbeck / Hamburg
 駐車場:2.00EUR
 入園料:35.00EUR
 書籍「Rallye Bogen」:3.00EUR
 書籍「Elefantenfark」:2.50EUR
 エサの野菜:2.00EUR
 ポストカード:1.00EUR
 書籍「Pixi」:0.95EUR
 フラミンゴカフェ:16.80EUR
 トイレ:0.20EUR
 書籍:23.80EUR
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20:15(晴)Etaphotel / Flensburg
18:00までフルに動物園を楽しみ、ガソリンを入れて、いざDenmarkへ向けて出発。<A7>を更に北へ北へ。変わりやすい天気を象徴するような雲が何列にもならび、Autobahnのスピードも加わって距離感がなくなっていく。ラジオもいい感じでよい気分♪あっという間にFlensburgに到着。パンフを頼りに難なくEtaphotelに到着。今回のEtapは街の中心にある。駐車場も別の契約駐車場へ入れさせられた。さっそくチェックインしようとしたら、予約が消えているとのこと。なんでー!!ってよく聞いたら19:00までにこれない場合は自動的に予約がなくなるらしい。んでクレジットカードの番号を伝えておけばよかったのこと。電話の英会話ではそこまで理解できなかった。やっぱり英会話もっとがんばろう、、、ということで本日の英会話1。前回も書いたroughlyだけど、そのほかにもキムタクの「Maybe」や、「Perhaps」「I guess、、、」など使われていた。有順不断な日本人には必須。それから英会話2。誉め言葉というか感謝の言葉として、「Well done」や「Excellent」「beautiful」などが使われてた。「Good」やら「Thank you」は出てくるけど、これらはなかなか出てこない。動物園のショーでもよく使われていた。あ、そう言えばドイツ語は「シェ」とか「シャ」とかいう発音が多くて、中国語っぽい。「ダンケシェン(ありがとう)」と「シェイシェイ」似てない?
ガソリン(Esso / Hamburg):35.73EUR
パン、お菓子(Esso / Hamburg):4.08EUR
宿泊費(Etaphotel / Flensburg):39.00EUR
駐車場(Holmpassage / Flensburg):3.60EUR
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21:00(晴)EDV-Schule / Flensburg
ホテルのロビーで見つけたサイバーカフェ(インターネットカフェ)に行ってみる。実は日本を発つ前はネット接続にはサイバーカフェを多用する予定だったんだけど、便利なeurospotを見つけてしまい、一度も行ってなかった。ということでチャレンジ!! ホテルのすぐ近くにあり、入口が小さくてさすがに入るのが怖かったが、実際入ってみるとなんともいい雰囲気のところで、自分のPCも問題なく使えた。DHCPサーバは使ってないらしく、IPやGateway、DNSも日本語のコントロールパネルに戸惑っていたが親切に教えてもらい、無事接続成功。しかも10分0.50EURということで安い。電源も使わせてもらい、仕事が進む進む。家にいるよりよっぽど仕事がはかどった(笑)。ということで1時間とちょっといたけどちょうど3.00EURで良いとのこと。Excellent!! ということで本日の走行距離211.8km(6,016.2km)。ついに6千kmを越えた、、、。
サイバーカフェ(EDV-Schule / Flensburg):3.00EUR
カプチーノ(Etaphotel / Flensburg):0.80EUR
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ハーゲンベック動物園

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とうとう来ました!!ハーゲンベックの動物園。

ハーゲンベックは、動物園史をちょっとでもかじった人なら知らない人はいません。そう、今流行りの「生態的展示」のはしりとも言える「パノラマ展示」と呼ばれる展示手法を初めてやってみせたのが、ここなんです。そもそも、「動物園は動物を見るところ」止まりだった時代に、景観の中に動物を見せようと発想したんだから、すごいですよね。

そして、現代のハーゲンベック動物園のポイントは、、、
・これがパノラマ展示だ!
・逆パノラマ
・アシカとホッキョクグマも、、、
・なぜか寺社仏閣

■これがパノラマ展示だ!
まずはこれを見ないわけにはいきません!園内一番奥のレストラン前がビューポイント。ここから見ると、1.フラミンゴなど水鳥、2.シマウマやダチョウなどの草食動物、3.ライオン、4.バーバリーシープなど山岳のヤギ の4つの放飼場を隔てる堀が見えなくなり、巨大な山岳の造形物に向かった連続した斜面にこれらの動物が一緒にいるように見えるんです。
実際はと言うと、、、バーバリーシープとライオンは、遠すぎてちょっと見えにくいような気もしますけど。
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■逆パノラマ
実際に行ってみて、初めて知ったのが、パノラマ展示の岩山に登ってみることができるということ。階段は少しキツイけど、登らない手はありません♪
そしてそこからの眺めはまさに「逆パノラマ」。こんなの見せちゃっていいんかね?
つまり、隠されているはずのモートや通路が全て丸見え。舞台裏が全部見えちゃうって感じですね。
まあ、園路はそれぞれの放飼場の間にも狭いながら通っていて、動物を近くで見られるようにもなってます。場所によっては居室も見ることができましたが、かなーり窮屈なものでした。
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■ペンギン・アシカとホッキョクグマも、、、
ハーゲンベックのペンギンは!?けっこう広いプールでフンボルトが優雅に泳いでいました。
そしてとなりがアシカ。その背景で目を光らせているのが、、、なんとホッキョクグマ!!ここにもミニパノラマ展示が展開されているなんて!
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■なぜか寺社仏閣
園内各所に、日本や中国っぽい庭園と寺社仏閣が。イマイチ合わない感じがします。大仏に至っては色がついてました。
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■新施設オランウータン舎
一番新しい施設が、恐竜オブジェの庭園を抜けたところにある、オランウータンのドームです。このドーム、なんと開閉可能で、冬場や雨の時は閉じることができます。そして中は、、、。オランウータンにしては、樹上部が寂しいかなぁ。植えたばかりなので仕方ない気もしますが、樹種の選定もイマイチな気がしてなりません。でも面白いことに、手前の水掘りにはカワウソが同居してました!!お互い好奇心旺盛なので、オランウータンとカワウソが接近して見つめあう場面も。これは面白い!!
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June 13, 2004

ヨーロッパ遠征24日目

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2004年6月13日(日)
7:00(晴)Etap Hotel / Flensburg
いざDenmarkへ向けて出発。Flensburgで給油と朝食を調達し、<A7>を北へ。間もなくDenmarkへ突入。スピードが制限され、ゲートもあって、国境らしくはあったけれども、トラック以外はパスポートチェックもなしで素通り。あっけなくDenmarkへ。ついに気ました北欧!!気のせいかもしれませんが、なんとなく植生も変わって北欧っぽい。しかもめちゃいい天気でいい気分。
ガソリン(Aral Tankstelle / Flensburg):21.08EUR
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10:15(晴)Zoo Odense / Odense
<A7>はDenmarkへ入ると<E45>に表示が変わり、どんどん北上。Denmarkの高速の最高速度は130km/hだと思うのですが(国境に書いてあったような、、、)、かなりの場所で110km/h規制が行われています。それでも料金が無料で、非常に走りやすい道です。Koldingで東へ進む<E20>に入る。果てしなく牧場が続いている。間もなく大きな橋を渡りFyn島へ上陸。Odenseの郊外で高速道路を降り、まずは銀行で現金を作る。Denmarkのコインかわいい〜〜。だってハートだよ。いいなぁ。んで今日の目的地Zoo Odenseに、あらかじめwebサイトからDLしておいた地図を頼りに多少迷いながらも到着。詳細は別途。
Zoo Odense / Odense
 入園料:190.00DKK
 Tiger アイス:27.00DKK
 子ども用ワークシート:5.00DKK
 季刊誌:40.00DKK
 ペンギン置物:45.00DKK
 トートバッグ:10.00DKK
電話(Public Phone / Odense):3.80DKK
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18:15(晴)Kさん宅 / Kobenhavn
今日はちょっと早めに16:00ごろ動物園を後に。その後、現在Kobenhavnにすんでいる友人Kさんを尋ねていざDenmarkの首都へ。再び<A20>を東へ進み、Storebelt海峡にまたがる橋を越え、いざSjalandへ。さすがにこの橋は立派で、通行料もそれなりにとられた。まぁほかの高速道路がただだし、しょうがないか、、、。んでKobenhavn郊外で[A04]を経由して[A21]へ。まもなくこれまたネットからDLした地図を頼りにKさん宅到着!!実はこのKさん、1回しかお逢いしたことがないのです。しかも1分未満。それなのに泊めてもらおうというふてぶてしさ。ありがとうございます♪早速、中庭で!!カレーライス!!を食べ、ビールとワイン片手にお土産話。楽しかったです。ありがとうKさん。、、、あ、そうそうDenmarkでは車の消費税が200%なんだって。。100万の車が300万する。通りでみんな壊れるまで乗るわけだ。ということで本日の走行距離353.9km(総計6,370.1km)
橋通行料(Storebeltsbroen / Nyborg):250.00DKK
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オーデンセ動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 220 (動物園: 105, 水族館: 56, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 98)

デンマークに入ってまず初めに訪れたのが、ここオーデンセ動物園です。ドイツから入ってちょうどコペンハーゲンに行く途中にある動物園で、知人のNさんより「オカバンゴの湿地の展示ができた」と聞いていたので、寄ってみる事にしました。

本当に地域の小さな動物園で、普通に歩いたら2時間。私たちですら10:00頃着いて14:00には見終わってしまったほどです。目玉はマナティーやペンギンの展示、そしてオカバンゴの湿地の展示です。

ポイントは
・一貫したバリアフリー
・あちこちにサブウェイ
・教育活動用カート
・オカバンゴの湿地

■一貫したバリアフリー
さすが福祉大国、北欧のデンマークです。園内はバリアフリーが徹底されていて、階段がある所ではホイールチェアーマークが必ずあり車椅子用の順路を示していました。この徹底振りは動物園側だけでなくお客さん側にも見られます。どういうことかっていいますと、バリアフリーをとにかくみんな活用する!今までも思っていたことですが、ヨーロッパの動物園では荷物を引っ張る「手押し車」ならぬ「手引き車」が随所で見られます。手荷物や子どもを4輪の荷台に乗せて、もち手を引っ張って動かす方式で、マイ「手引き車」を車に積んでピクニック用品一式持って来る人もいれば、動物園でレンタルしているところもあります。そしてデンマークではこの「手引き車」が異常に多い。ついでに乳母車(日本で想像するのよりはるかに巨大。二人乗りもザラ)が加わって、あちこちでみんなコロコロしていました。バリアフリーは車椅子のためだけではないんですね。
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■あちこちにサブウェイ
一方で、平坦な道だけではつまらないだろうということでしょうか、園路がわかれてアスレチック気分を味わいながら動物に出会うようなサブウェイがあちこちに用意されていました。木をくりぬいたはしごを上っていくとライオンの放飼場を見下ろせるテラスに出たり、岩の隙間に分け入るとコウモリがいたり、、、などなどです。迷路のような雰囲気はちょっと楽しげな感じ。でも、あちこちにクモの巣があったり、入っていっても空のガラスケースだったりなど、あまりちゃんと維持されていないような印象が残念でした。
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■教育活動用カート
1日に4,5回ほと、ささやかなステージで教育活動があります。私たちがのぞいた時には、トラなどの頭骨や毛皮、ライオンの頭の剥製などを持ち出してお客さんに解説をしていました。またこれとは別に園内を自由に移動できる教育活動用カートがあって、頭骨標本やらなにやらを積んで、園内に出没し、通りがかった人に解説をしていました。出店みたいな感じで楽しく気軽な雰囲気がよかったです。
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■オカバンゴの湿地
これは、他の動物園では見たことの無いタイプの展示でした。かなり広い面積が湿地になっていて、そこにフラミンゴやペリカンがいます。ボードウォークで奥へ進むと、そこにはシマウマやダチョウがいました。これもかなり広い放飼場です。そういえば、かなり前に空のシマウマの居室を見たのを思い出しました。でもここからかなり離れている、、、、。よーく見てみると、湿地の脇に柵で隔てられた通路がずーっと居室まで続いています。この通路を通ってご出勤するわけですね。なるほど。
車で走っていると、デンマークはオランダ以上に湿地がたくさんあるように思いました。こんな国土を活かして園内に湿地の展示を作ってしまうとは。それもオカバンゴ。普通のサバンナの展示にはない面白さでした。
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■オーデンセのペンギン
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June 14, 2004

ヨーロッパ遠征25日目

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2004年6月14日(月)
8:00(曇)Kさん宅 / Kobenhavn
Kさんのお子さんの夜泣き?にも全く気付かず、あっという間に朝。良く眠れるのはいいことだ。んでご飯!と鮭!!と味噌汁!!!を頂き、元気百倍。本当にお世話になりました>Kさん。
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10:00(曇)Zoologisk Have Kobenhavn / Kobenhavn
んで、Kさん宅から程近い本日の目的地Kobenhavn Zooへ。ここもかなり街中にある動物園。うちらは先に車で行き、午後から再度Kさん家族と合流。たまに他の人と動物園を歩くのもいいものです。詳細は別途。
Zoologisk Have Kobenhavn
 入園料:190.00DKK
 タワー入場料:10.00DKK
 書籍「zoo-guide」:40.00DKK
 書籍「dyr baset I glas」:98.00DKK
 コーヒー:68.00DKK
 ワニパズル:196.00DKK
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18:30(曇)Statoil Servicenter / Rodovre
18:00までフルに動物園を楽しみ、とりあえずこの後どうするか考えなくては、、、ということで動物園の前の道を西へ進み近くのガソリンスタンドへ。DenmarkではTDCというhotspotサービスをすでに発見しており、どうやらこのStatoilというガソリンスタンドではどこもこのサービスをやっているらしい。ということで給油を済ませ、早速ネットの中へ。送受信とBlog、仕事を一通り済ませ、今後の予定を考える。本当はここまで来たからなんとなくSwedenにも行ってみたかったが、Kobenhavnから渡る橋は225.00DKK(5,000円弱)するし、なんとなく目的地も見つけれず、諦めることに。その代わりDenmarkをぐるりと一周(除グリーンランド)することに。バイク乗りたるものやっぱりはじっこに行かないとね。ということでDenmarkの北端へ向けて出発。
ガソリン(Statoil Servicenter / Rodovre):206.14DKK
hotspot(TDC / online):50.00DKK
パン(Statoil Servicenter / Rodovre):10.25DKK

4:00(小雨)どこかのSA
さらにKobenhavnを西へ向かい、<E55>から<E20>へ。さらばKobenhavn。まずはFyn島を経て、大陸に戻るために、有料の橋Storebeltsbroenを再度渡り、まぐは眠たくなってダウン。その後、リエが運転し、Kolding手前で<E45>へ。雨も降り出し、こんな天気の中Denmarkを一周してなんの意味があるんだ、、、でももしかしたら晴れるかもしれない、、、と祈りながら北を目指し、4時ごろ力尽きて2人ともダウン。ということで、本日の走行距離271.1km(総計6,641.1km)。
ガソリン(Statoil Servicenter / Soro):14.95DKK
コーヒー(Statoil Servicenter / Soro):9.95DKK
橋通行料(Storebeltsbroen / Nyborg):250.00DKK
コーヒー(Kiosk / SA):10.00DKK
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コペンハーゲン動物園

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ここは、教育活動で有名な動物園。私が動物園の研究を始めた当初、一番初めに名古屋港水族館の内田館長から借りて読んだのが、ここコペンハーゲンZOOが出している教育活動の研究報告書でした。
ってなわけで、かなーり楽しみにしていた動物園です♪Kさんご一家も途中ご一緒してくれるそうで、なおさら楽しみ♪
ポイントは、、、
・通天閣!?
・学校団体専用の活動ルーム
・アートと展示

■通天閣!?
入園ゲートを入る前からとても目立っているのか、通天閣のようなタワー。黒塗りでかなりの高さがあります。入って説明を読んでみると、5クローネで入れるそうです♪ 中は日本のお城のように、木でできた狭い階段が螺旋状に続く続く、、、。へとへとになって最上部まで行くと、あら!園内の緑と、コペンハーゲンのオレンジ色の町並みが一望できます。広い園内をまわる前の予習にもなりました。
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■学校団体専用の活動ルーム
ゲートを入ってすぐ右手、インフォメーションの隣の階段を下りた半地下の部分に、団体専用の活動ルームが見えました。階段入口には、今日どんな団体が入っているかが表示されています。でも中がハッキリ見えない?!!気になる?!!外から覗き込んだ感じでは、小動物のケージなんかが見えました。ヨーロッパの動物園って、こういう団体専用スペースが独立してあるのがすごいですよね。
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■ちょっとした展示の工夫
動物舎の前には、ちょっとした工夫のあるラベルやハンズオン展示があちこちに。はじめの写真はゾウ舎前。長ーいロープはなんだろう?と見てみると、地面からゾウの肩までを一回りする長さなんだそうです。
2枚目の写真は、あちこちのラベルに見られた赤いプレートを持ち上げるもの。これは、コペンハーゲンで生まれたキリンたちが、あちこちの動物園(今回の旅で行った動物園名も♪)に旅立っていることを表しているのでしょう(たぶん)。
最後の写真は、アリクイの舌の長さ!
こういった説明も、文字が全く読めない私たちでもだいたい理解できるよう、イラスト多用で説明されていました。
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■コペンハーゲンのペンギン
フンボルトが広いプールにいました。でもフィーディングタイムでは、淡々としたパフォーマンスを披露する隣のプールのアシカに、完全に持っていかれてました(涙)。ついでにエサはカモメに持っていかれてました(涙)。
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■アートと展示
アーティストと動物園のコラボ!?ステンドグラスなどのアートが動物舎前に掲示されてました。そう言えばインフォメーションで写真集も売ってました。むむー、でもこれはちょっと動物が見にくいぞ。
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June 15, 2004

ヨーロッパ遠征26日目

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2004年6月15日(火)
8:00(小雨)どこかのSA
まだ小雨が降り止まぬ中、さらに北を目指して出発。まぐはまだ復活できず、、、。9:00ごろようやく復活。<E45>を更に北へ北へ。<E40>が終わり、[40]に入る頃には雨もあがり、だんだんとドライブ日和に。日ごろの行いが良いせいか?
サンドイッチ、ミルク(Kiosk / SA Suldrup):36.00DKK
おかし(Kiosk / SA):5.00DKK
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10:30(晴)Grenen / Skagen
[40]を北へ進むと、湿地帯のようになってきた。湿地のようなんだけど、小さな小山がぼこぼことあって、変な感じ、、、野鳥が飛び交っている。間もなくSkagenの街を抜け、先端の岬、Grenen Skagenへ到着。駐車場に車を停め、しばしビーチコーミング。先端の方まで行けて、ここでは2方向から波が押し寄せてくる。北海に来たどー!! それにしても風が強い。波も高いはずだ。よくこの砂浜がなくならないもんだ。逆に打ち寄せあって溜まるのか?
駐車場(Grenen / Skagen):10.00DKK
ポストカード(Grenen / Skagen):16.50DKK
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13:30(晴)Nordsomuseet / Hirtshals
潮々になりながら、車に戻り、本日の小目的地Nordsomuseetへ向けて出発。[40]を戻り、Skagenの外れで給油を済ませ、いかにもカントリーな細い道を進み、小さなカフェに寄り道しながら[357]を経て、Hirtshalsの港へ到着。少々迷うがNordsomuseetを発見。ここは水族館+海洋博物館。久しぶりの水族館だ。詳細は別途。
ガソリン(OK / Skagen):345.08DKK
入園料(Nordsomuseet / Hirtshals):120.00DKK
フィッシュ&ポテト(Nordsomuseet / Hirtshals):114.00DKK
書籍「ガイドブック」(Nordsomuseet / Hirtshals):60.00DKK
ピンバッジ(Nordsomuseet / Hirtshals):10.00DKK
ペーパーナイフ(Nordsomuseet / Hirtshals):15.00DKK
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19:00(晴)Limfjorden
16:00ごろ博物館を後にして、[55]から[11]へ進む。まもなくLimfjordenという湖が見えてきた。反対側は湿地になっていて、道路わきにビューポイントもいくつか設置してある。ここはさらに風が強い。車のドアが開けられないくらいだ。湖の水もばしゃばしゃ波打っていて変な風景だ。
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21:00(晴)La Barca / Hvide Sande
さらに[11]を進み、風力発電の風車を眺めながら、[565]、[513]を経て、[181]へ。すると北海と湖に囲まれた細いところに出た。北海側には砂の小山ができていて、これまた変な風景が続く。一旦内陸に入るも、再び似たようなところを通り、たまたま道端にあった、ピザ屋さんへ。サンダルでも気軽に入れてよい店だ。味もなかなかいけている。Denmarkでなぜパスタとピザという気もするが、これぞDenmark料理だというものはパンに好きなものをはさんで食べるものぐらいしかないそうで、まぁItariaでもよかろう。
カルボナーラ、ローマピザ(La Barca / Hvide Sande):172.00DKK
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26:00(晴)Rtaphotel / North Quickborn
おなかもいっぱいになり、いざGermanyへ向けて出発。これからHamburgに行くというと笑われそうだが、宿も予約してあることだし、暗い夜道をひた走る。[181]から[11]に入り、給油。自動支払機でVisaカードで支払おうとしたら、勢い良くはき捨てられこんなカード知らんとの表示が、、、。はっきりしていて良いね(笑)。で<E40>から<E45>へ。ひたすら南下南下。24時過ぎに簡単なゲートをくぐるだけの国境を越えてGermanyへ入り、Hamburgには26時ごろようやく到着。今日は走りに走って967.5km(総計7608.6km)。でも1日中スリッパだったので、それほど疲れなかった。スリッパで走り回るDenmarkもなかなか良いものである。
ガソリン(Metax Benzin / Varde):217.76DKK
スプライト(Kiosk / SA Duvenstedt):1.80EUR
宿泊費(Etaphotel / Hamburg Nord Quickborn):45.00EUR
ジュース(Etaphotel / Hamburg Nord Quickborn):1.50EUR
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ノースシー水族館

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初訪問♪, 訪問園館数: 222 (動物園: 106, 水族館: 57, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)

とにかく北に来た!!ということで立ち寄ったのが、その名もNorth Sea Aquarium & oceanarium(英語名)。それほど大きな施設ではないので、ゆっくりお昼について、食事も含めて3時間ほど滞在しました。

ポイントは以下
・研究所が運営する水族館
・海外からのお客さんにも、、、
・アザラシの水中トンネル
・あちこち閉鎖。その理由は?

■研究所が運営する水族館
大きな建物のわりにとってもシンプルなエントランス。St.Maloの水族館や数年前に行ったフランスの水族館などは、建物の形がそれっぽかったり、旗やら看板やらで賑やかなエントランスになってましたが、それとは随分違う雰囲気です。そして建物は大きいのに水族館はそのほんの一部にしかありません。なんだなんだ?と思っていたら、ちゃんと展示の中で説明されていました。ここは北海の漁業を研究する自立した研究施設が運営する水族館で、敷地の他の部分は研究所や事務棟などになっている模様。近くのAalborg大学の出先機関もあるみたい。
ということで、館内はかなり教育的な雰囲気でした。もちろんお堅いだけじゃなく、子ども向けのハンズオンの展示がたくさんあったり、漁業関係者の仕事や生活を疑似体験できるコーナーがあったりなど、体験も重視しているようでした。またタッチプールにはほとんど常時職員がついて指導してました。その他、漁業に関する生物学者や動物愛護団体などの意見を紹介していたり、端末で様々なデータを閲覧できるようになっていたりなど、がんばっている感じが伝わってきました。
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■海外からのお客さんにも、、、
なんともうれしいのが、ほぼ全てにおいてデンマーク語だけでなくドイツ語&英語で解説がつけられていること!!パンフレットやガイドブックの英語版があるだけでなく、解説パネルに掲示されている言葉も、すべて3つの言語で書かれています。そして驚いたのがフィーディングタイムの解説。こればかりは3ヶ国語で話すわけにはいかないので、なんとエントランスで解説内容の概要を書いたリーフレットを外国のお客さんに配っていました。この徹底ぶり、すごいです。福祉大国のデンマークって言われますが、こういう面でのホスピタリティーもさすが。
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■アザラシの新展示
中でも一番新しいのが、アザラシの展示です。屋外にあって、広々としたプールに澄んだ水がたっぷり満たされ、上からも横からも、そして水中トンネルからもアザラシを観察できるという施設です。今日は天気がよかった(北端につくまでは大嵐だったのに!)ので、たっぷりとした水に太陽がキラキラ反射して、その中をアザラシたちがゆったり泳いでいるのがとても気持ちよい雰囲気でした。
室内部分にはアザラシの基本情報や漁業との関係などの解説のほか、飼育されている個体の年齢、性別、写真、そしてここに着た経歴などが紹介されていました。「小さい頃保護されて、一般家庭で育った後ここに来ました」とか、それぞれいろいろな事情を抱えているんですね、、、。ただ、名前でなく番号になっていました。
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■あちこち閉鎖。その理由は?
入館して「えーっ」と思ったのが、館の3分の1くらいが現在閉鎖されていること。マップに×印が書いてありました。一瞬「それはないよー」と思いましたが、展示を見ている中で納得。なんと、●●年に火事があり、施設の一部が燃えてしまったんだそうです。展示の一部にその火事のことを紹介するコーナーがあって、新聞記事の切り抜きや、e-mailで寄せられた励ましの声などを紹介していました。燃えてしまった水槽には、この水族館のアイドル的存在である巨大(本当に!!)なマンボウがいたみたいで、そのマンボウを気遣うメールが多かったです。
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いろいろな動物園や水族館を見ていると、2つの方針があるように思うんです。運営側のことは前面に出さず、体験を演出することに力を注ぐタイプと、「私たちはこんなことをしていますよ」と裏側のことも紹介していくタイプ。やりすぎると説教臭くなったり言い訳っぽくなったりしますが、基本的には私は後者が好きだなぁ。この水族館も、ミッションや活動内容の紹介、そして火事のことまで細かに紹介している部分が、とっても好印象でした。

June 16, 2004

ヨーロッパ遠征27日目

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2004年6月16日(水)
9:00(曇)Etaphotel / North Quickborn
いやー昨日は走ったぁ、、、。今日はあんまり走らんからいいやと油断してたら、今日の目的地Berlinまでは200km以上ある。しまった、寝すぎた、、、。ということで、Autobahnを<A7>→<A1>→<A24>→<A10>→<A111>と駆け抜けて、お昼過ぎにようやくBerlinへ。子どもの頃、ベルリンの壁とかいろいろ大変そうな話を聞いている時は、まさか自分がBerlinの街を車で走るとは思ってなかったけど、やってきてしまいました。なんだか感動、、、。Berlinの街はやたら古い建物が多くのこっていつつも、あちこちで工事をしていて、ごちゃ混ぜな雰囲気です。
パン(Marche Dutschland / Quickborn):4.50EUR
ガソリン(Total / Mecklenburg):42.57EUR
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14:00(曇)Berlin Zoo / Berlin
本日の目的地Berlin Zooは駅のすぐ前にある動物園。駅はもちろん、映画館やカフェなどあらゆるところにZooの文字が。かと思えば、なにやら観光名所っぽい建物もあって、まさに上野のような感じです。詳細は別途。
Berlin Zoo / Berlin
 駐車場:8.00EUR
 入園料:20.00EUR
 入園料(Berlin Zoo Aquarium / Berlin):15.00EUR
 書籍「ガイドブック」:3.00EUR
 ピンバッジ(Geschenke und Souvenirs / Berlin):3.85EUR
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22:00(曇)East Side Gallery / Berlin
19:00まで動物園で粘ったあと、駅前を探索。とりあえず駅の構内のお土産屋さんで物色。そのあと、銀行でTCを全て現金に換金。うちらのような旅行スタイルではTCを換金できる場所に遭遇しないし、使える場所にもほとんど行かないのだ。それから近くの商店街に行くと、Sex Shopがいっぱい、、、。Erotic Museumまである。秘宝館みたいなものか?少なくともまともな博物館には見えなかった。あちこちで喧嘩してるし、ゴミもParis以上に散乱している。それから英語の案内がほとんどないどころか、英語がほとんど通じない。Germanyは田舎の方がよっぽど英語が通じるような気がする。昨日までのDenmarkとはえらい違いだ。あと気付いたことといえば中華料理屋が多い。なんとなくわかる気がする。んで、腹も減ったので駅の上のレストランで食事をしてから、車でBerlin観光。Brandenbgr門を眺め、街のあちこちで娼婦を見かけながら(中にはハイレグの水着を着た人もいた。そのまんまだ)、ベルリンの壁を探してウロウロ。元東側に入ると道が急に広くなり、建物も古びたビルに変わり、ますます工事が多くなった。まだまだ余韻が残っている。ある女性に「I want see the wall.」と話しかけて笑われつつ(そりゃそうだ、壁なんかどこにでもある(^-^; )、絵というか落書きが描かれている現存する壁「East Side Gallery」を発見。これで仕切られていたんだなぁ、、、。なんだか世界史をもう一度勉強したくなってきた。
TC→現金(Reise Bank / Berlin):4.50EUR
パスタ+アップルジュース(InterCity Restaurant / Berlin):20.85EUR
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23:00(曇)SA Hohen Neuendorf
ということで、Berlinをあちこち走り回り、Holiday Inn Esplanadeでeurospotに接続し送受信をして、Autobahnの<A111>をBerlinからほんの少し郊外に走ったところにあるSAにてシャワーを浴びて、おやすみなさい。本日の走行距離401.9km(総計8,010.5km)。
hotspot(eurospot / online):4.50EUR
シャワー(Agip / SA Hohen Neuendorf):3.00EUR
パン(Agip / SA Hohen Neuendorf):1.85EUR

ベルリン動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 223 (動物園: 107, 水族館: 57, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 100)

ベルリンZOOは、ヨーロッパの中でも屈指の規模を誇る動物園。ロンドンZOOやアルティスZOOと並んで、歴史ある都市型の動物園です。
ベルリン市街のまさに中心地。大きな駅(その名も「Bhs. Zoologischer Garten」)の目の前に位置します。そのため、動物園専用でない駐車場は高かった、、、、。地図で見ると敷地がそんなに広くないのでちょっとなめてかかっていたのが悪かったです。種数がハンパじゃない!ということで、とっても忙しかった1日でした。

ポイントは
・昆虫から魚から哺乳類まで
・さすがベルリンのクマ
・ジャイアントパンダ
・ボノボまで!

■昆虫から魚から哺乳類まで
とにかく、敷地が35ヘクタールとあまり広くないのでなめてかかっていたら、展示されている種数の多いこと多いこと。特に併設されている水族館はすごいです。しかも別料金。動物園で9ユーロとっておいて、さらに7,4ユーロは高いよぅ。そして水族館と言っても1階のみで、2回は爬虫類館、3階は両性類&昆虫館になっています。展示の方法も多少は工夫されているものの、ほとんどがガラスの展示ケースにずらーっと陳列されていて、もう博物館疲労状態になっちゃいました。特にカエルなんて、そうとうな種数がいました。
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■さすがベルリンのクマ
動物園内はやはり都市型の動物園とあって、あまり広い放飼場はありませんでした。「これはひどい!」というほどのところはなかったですが、みんなそこそこ。エンリッチメント的にもとりたてて工夫しているところはありませんでした。そんな中でひときわ環境が良かった展示がクマ類です。特にブラウンベアーとホッキョクグマはかなり広い放飼場にいました。ブラウンベアーの放飼場には丸太のほか、岩場にたくさんの洞や洞窟状の通路があり、複雑な環境になっていました。ホッキョクグマも岩状の展示で、周囲にはかなり広いプールがありました。クマに力を入れているのには理由があります。そう、ベルリンのマークにデザインされている動物がクマなんです。街のお土産やさんにもクマグッズがあふれていました。ということで、やはりクマには特別な配慮がされているんでしょう。
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■ジャイアントパンダ
おそらく同じ文脈からでしょうか、ヨーロッパの動物園には珍しく、ジャイアントパンダがいました。今回の旅で初対面です!!展示としてはそれほど広くなく特別扱いという感じではありませんでした。他にも有名なゾウをあしらった門があったり、ウォーターバックがアジアっぽい雰囲気をかもし出す建物の前に飼育されていたりなど、園内のあちらこちらにアジアンな雰囲気の部分がありました。そういえばベルリン市内にもチャイニーズ料理屋がたくさんあったなぁ。
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■ボノボまで!
そして霊長類舎にもすごい種数が飼育されています。まるでモンキーセンターのようにヒヒやらラングールやらがずらーっと並んだ部分もあります。また類人猿のコレクションもすごい。5種全てが飼育されています。ゴリラ、チンパンジー、オランウータン、テナガザル(シャーマンでした)、そしてボノボ。でも、全てに関してそれぞれに割かれている面積も労力もそこそこで、群れも小さく、いまいちな印象をうけました。
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総じて、的や方針が絞れずいまいちな印象がぬぐえない動物園でした。スタッフで英語を話せる人が少なく苦労したり、閉園時間よりかなり早く居室やショップ、トイレまでもが閉まってしまったり、閉園ちょっと前にはお客さんを追い出しにかかったりなど、ホスピタリティーが感じられませんでした。私たちが着いた時間が14:00と遅く、閉園の18:30まであまりゆっくり滞在できなかったのも原因のひとつですが、、、。デンマークで遊びすぎたかなぁ、、、。

■ベルリンのペンギン
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June 17, 2004

ヨーロッパ遠征28日目

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2004年6月17日(木)
9:00(曇)SA Hohen Neuendorf
本日の目的地は同じBerlinにある元東ドイツの動物園、Tierpark Berlin Friedrichsfelde。西との違いが楽しみだ。ということで早速出発。このSAはAutobahnのどちら方向にも出ることができるので、簡単にUターンができて便利だ。これもAutobahn無料のスバラシイところ。でも今回はあえて遠回りをしていくことに。というのもBerlinの街中は案内が本当に悪くて、とても街中を抜けてたどり着けるとは思えないからだ。で、<A111>から<A10>を経て分かりやすい道で動物園へ。
サンドイッチ(Agip / SA Hohen Neuendorf):4.00EUR
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10:30(曇)Tierpark Berlin Friedrichsfelde / Berlin
それでもやっぱり迷う、、、バス停の地図を頼りに、なんどもバス停に止まりながらなんとか動物園へたどり着く。この動物園は本当に広い、、、。Port Rympneなみだ。詳細は別途。
Tierpark Berlin Friedrichsfelde / Berlin
 入園料:20.00EUR
 書籍「ガイドブック」:3.00EUR
 書籍「子ども用アクティビティブック」:3.00EUR
 ピンバッジ:3.00EUR
 書籍「ミニガイドブック」:1.00EUR
 書籍「漫画ガイドブック」:2.00EUR
 アイス:1.40EUR
 ウインナー+ポテト:6.50EUR
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22:30(雨)Etaphotel / Dresden West Keselsdorf
19:00ごろ動物園を後にして、ワイヤーで街灯やら信号やらいろいろぶら下げられている街を抜け、<A113>→<A13>→<A4>と経て、次の目的地Dresdenへ。途中雨も降り出し、すごーく怖い思いをしながらなんとかたどり着く。なんであいつら雨の中Autobahnを疾走できるんだ、、、。ということで無事ホテルにチェックインし、おやすみなさい。本日の走行距離278.7km(総計8,289.2km)。
ガソリン(Total / Berlin):29.54EUR
フィッシュ&ポテト(Kiosk / SA Kahlberg West):9.88EUR
おかし(Kiosk / SA Kahlberg West):3.40EUR
宿泊費(Etaphotel / Dresden West Keselsdorf):35.50EUR
コーヒー(Etaphotel / Dresden West Keselsdorf):1.60EUR
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(元東)ベルリン動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 224 (動物園: 108, 水族館: 57, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 101)

ベルリンには二つの大きな動物園があります。ひとつは昨日行ったベルリン動物園。そして今日訪れたのが、その分園にあたる動物園です。分園といってもホイップスネードなどのように計画的につくられたわけではなく、元々は東ドイツの動物園だったのが、東西統一で同じ組織になったというわけ。
昨日、ベルリン動物園を後にした後、市内に一部残された壁を見に行ったりしましたが、街中を走ってみると、東西の町並みの違いが一目瞭然です。西側が賑やかで建物がびっしり立ち並んでいるのに対して、東側は建物がまばらで工事中のところも多く、そしてなんとなくくすんだ色をしていました。これだけ違う街だから、動物園も違うんだろうなぁと楽しみに訪れました。

ポイントは、
・これまた広い!
・アフリカゾウもアジアゾウも
・グアナコもラマもアルパカもビクーニャも
・さすがベルリン、やっぱりクマ

■これまた広い!
話には聞いていたものの、やっぱり広い!しかもまだ拡張中!ただ、その広さが今まで見てきたホイップスネードやマーウェルなどとはちょっと違うんです。門を入ってすぐにある広大な庭園、そして園内あちこちに広がる森。つまり放飼場が広い(もちろんかなり広いですが)というよりは、それ以外の場所が広い。もちろん効率的にまわれる順路などもなく、今日は本当によく歩きました。万歩計持ってくればよかったー
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■アフリカゾウもアジアゾウも
この動物園の1つの目玉はゾウです。ヨーロッパの動物園でよく見られる、円形の建物の外側に放飼場、内側に居室が並んだ建物に、アジアゾウ、アフリカゾウ、コビトカバ、インドサイ、シロサイが飼育されています。そう、なんとゾウは2種を両方飼育しているんです。しかも両方群れで。今回の旅で行った動物園で、両方を飼育しているところなんてここが初めてです。私が見た限りでは、アジアゾウはオトナオス1個体子ども3個体を含む8個体、アフリカゾウは子ども2個体を含む9個体がいました。放飼場はまあまあ広く、子ども同士が遊んだり、大人たちが急に集まって押し合いへし合いしていたりなど、個体間干渉もたくさん見られました。
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■グアナコもラマもアルパカもビクーニャも
ゾウだけではありません。とにかく近縁種を集めるというコレクション根性がすごい!ここは昨日のベルリン動物園と共通するものがあります。例えばラクダの仲間の家畜。グアナコ、ラマ、アルパカ、ビクーニャが園の中央部で並んで飼育されています。みなさんこの違い、わかります?私もいろいろな動物園で見たことがありますが、家畜化した地域が違い、ビクーニャはちょっと小さめで気品のある顔立ち。ラマは一番たくさんいるヤツ、、、、知っていることはこの程度。それを4種並べちゃうんだからすごいです。ラクダの仲間だけではありません。シマウマは、グレイビーをはじめとして、チャップマン、ハートマンを飼育していましたし、ネコ科動物舎にはヒョウの亜種やトラの亜種が何種類かいました。ハイエナに至っては3種全部(ブチハイエナ、シマハイエナ、カッショクハイエナ)を飼育しているという徹底ぶり。その代わり、霊長類はいても類人猿はギボンしかいませんでした。種数がちょっと多すぎな気がしますが、コレクションの分類群をもう少し絞れば、じっくり楽しめる動物園になるのに、と思いました。

■さすがベルリン、やっぱりクマ
そしてここはベルリン。やっぱりクマには特別に力が入れられています。だって、正門前(もちろん園外)にクマの放飼場があるんですもん。動物園は大きな道に面しているから、車がひっきりなしに通る道沿いにクマの放飼場があるんです。これ、とーっても変な感じ。園内に入ってすぐの岩山から見下ろすこともできます。またホッキョクグマとメガネグマは、他の動物舎と比べてかなり力の入った放飼場にいました。
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しかし、今日は疲れた〜。9:00開園直後に到着するつもりが、街中の案内が悪くて着いたのは10:00すぎ。その後閉園時間の19:00までほとんど歩きっぱなしですもん。さらに園内にあるショップやレストランはほとんどがやっていなくて、14:00頃ギリギリセーフでやっている軽食やさんを見つけて食べましたが、お茶をしながらゆっくり休憩することもできず、、、。しかも雨。疲れたぁ〜。昨日も含めて、結論。「ベルリンの動物園では常識は通用しない」。
時間をかけてゆっくり見たせいか、ベルリン動物園よりこちらの方が好印象でした。もちろん職員さんはほとんど英語が話せず、案内も悪く、ショップもレストランもすぐ閉まりますが、園内には気の効いたサインボードがかなりありましたし、簡単なクイズラリーのようなものもありました。動物舎の内部も、ベルリン動物園よりも手が行き届いているような印象を受けました。

■東ベルリンのペンギン
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June 18, 2004

ヨーロッパ遠征29日目

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2004年6月18日(金)
9:00(曇)Etaphotel / Dresden West Keselsdorf
今日の目的地はDresden Zoo。このホテルからはほど近いはず。でも油断は禁物。標識を見落とさないように慎重に[173]をDresden方向へ進む。ホテルの近くのマックで朝食を買う。Germanyのマックで売っているマックチキンはなかなかいけている。日本でもチキンタツタの代わりに売り出して欲しいものだ。んで食べながら走ってなんとか到着。やっぱり案内がいまいち悪い、、、。
マックチキンセット(McDonald / Dresden West Keselsdorf):9.58EUR
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11:00(曇)Dresden Zoo / Dresden
Dresden Zooはこじんまりした動物園。でも実はこれくらいの方がゆっくり見れるし私は好きである。ちょっと寝坊して11:00ごろ入園し、雨が降って行動が制限され、ケーキまで食べてゆっくりしたにも関わらず、17:00には動物園を出た。閉園前に動物園を出るのはひさしぶりだ(笑)。詳しくは別途。
Dresden Zoo / Dresden
 駐車場:3.00EUR
 入園料:12.00EUR
 ガイドブック:5.00EUR
 ケーキセット:7.00EUR
 コインプレス:4.08EUR
 ポストカード:0.65EUR
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24:00(曇)Aral Tankstelle / SA Dresden Tor Nord
動物園の駐車場でGetした資料やらお土産を整理し、18:00ごろ動物園を後に。とりあえずeurospotが使えるはずのHoliday Innを探しながら、水がなくなってきたので郊外にありがちな大型スーパーを探してウロウロ。しかし、見つからずまたマックで夕食。しかもまたマックチキン。今日はマックの日。んで、無事Holiday Innでネット接続を済ませる。そしたら先日eurospot宛てに送信したクレームメールに返事が。それによると、例えば2時間の利用権は最初のログインから2時間であって、途中ログアウトしても利用時間はどんどん減っていくらしい。が、分かりにくかっただろうとのことで24時間分の利用権をくれた。海外でもホワイトクレーマー♪でももうすぐ帰国なんだよね、、、。もうちょっと早く返事くれればよかったのに。あと、裏技発見。なんと別のPCでログインすれば利用時間が0に戻るみたい。大丈夫かこのサービス?ということで仕事を順調に済ませ、<A4>に乗ってDresden郊外にあるSAでシャワーを浴びてご就寝。本日の走行距離ひさびさに100kmを割って64.2km(総計8,353.4km)。
hotspot(eurospot / online):9.50EUR
シャワー(Aral Tankstelle / SA Dresden Tor Nord):3.00EUR
クロワッサン(Aral Tankstelle / SA Dresden Tor Nord):1.20EUR
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ドレスデン動物園

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ドレスデン動物園は、日本を発つ時には存在さえ知らなかった動物園。飛行機の座席で、プリントしてきたEAZA(ヨーロッパの動物園水族館協会)加盟園館リストを見ながら地図をつき合わせて、ちょうど通過地点なので行ってみようかと。日本で耳にしないくらいですから、巨大施設や最新鋭の設備はありませんが、意外にも“超先進的”な展示があってびっくりしました。あんな動物とこんな動物が一緒にいるなんて、、、!

ポイントは
・コンドルのケージにヒヒが!
・シロフクロウのケージにキツネが!
・大きくはない動物園だけど、、、

■コンドルのケージにヒヒが!
よくあるフライングケージ。1面は崖になっていて、ハゲワシなどの猛禽が入っています。そして向こうからトコトコと、、、なんとゲラダヒヒ!こんな組み合わせは初めて見ました。ゲラダヒヒも高地の動物だから、ある意味「生態展示」になってます。
こんな組み合わせは初めてなので、しばし観察。20分ほど見ていた結論。最強はなんとハゲコウでした。なぜって?力じゃなくて気合の問題です。彼(彼女?)は小石を卵に見立てて、ホント大切そうに守っていました。ハゲワシが来ようと、ヒヒが来ようと、追い払う気合は最強です。

写真は、手前がハゲワシ、左奥がハゲコウ、右奥がゲラダヒヒです。1枚の写真に写しこむの、難しい!
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■シロフクロウのケージにキツネが!
同じく、1面が崖のフライングケージ。シロフクロウって、なぜか陸上にいるの、好きですよね。例にもれず真っ白なオスが隅の地面にとまっていると、なんと崖下のくぼみから、キツネのような動物が出て来て、周囲をトコトコ。フサフサの白い毛並みの一部が抜けて、茶色い夏毛が見えているその姿は、そう、ホッキョクギツネ。この2種類が混合飼育なんです。こんなの、聞いたことがない!次の2枚の写真は、地面で最後まで粘るシロフクロウと、からかうように近づくホッキョクギツネの接近シーンです。やっぱ、ホッキョクギツネの方が強いのね、、、。
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この他にも、ちょっと意外な組み合わせがいくつかありました。
この放飼場では、ニホンジカの放飼場にタンチョウが見えます。意外とお似合いかもね。
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■大きくはない動物園だけど、、、
写真はライオンの「檻」。まさに「檻」の中にいるライオンってのは、今になっては珍しいくらい。このように施設自体は古いスタイルのものもたくさんありましたが、2、3部屋をつなげて使ったり、立体的に利用できるように木を組んだりと、いろいろな工夫をしていました。
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最近できた施設として面白かったのは、子ども動物園内の“地下”展示。ウサギやネズミなど身近な動物で、地中に巣穴を作ったり、夜行性だったりする動物を、地下の洞窟風の通路内に展示してました。外から見るとちょっとした小山なんですが、中が意外と広い!冒険気分で、ワクワクする展示です。
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▲▽ドレスデンのペンギン▽▲
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June 19, 2004

ヨーロッパ遠征30日目

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2004年6月19日(土)
7:00(小雨)Aral Tankstelle / SA Dresden Tor Nord
本日の目的地はLeipzigの動物園。Leipzigってなんだか聞き覚えのある地名なんだけどなんでだっけ?世界史で出てきたっけ?ということで、ちょっと気合を入れて起きて出発。土曜+早朝ですいているAutobahnを、<A4>→<A14>と濡れた路面に気を使いつつ快調に走り、[2]へ。いまいち詳しい地図がなくて不安だったんだけれども、奇跡的に迷うことなくたどり着く。ほんと勘に頼って行ったのでよくたどり着けたものだ。
サンドイッチ(Kiosk / SA Dresden Tor Nord):4.65EUR
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8:15(曇)Zoologischer Garten Leipzig / Leipzig
思ったより早く着いたので、駐車場でお仕事。やっぱり早起きは三文の徳♪んで、いざ動物園へ。と思ったら駐車場を出るところでいきなりつまづく。停めた駐車場は屋内駐車場で1時間1.00EURするんだけど、どうやら日帰りチケット4.00EURなるものがあるらしく、喜んで入口でゲートの機械から受け取ったチケットを自動支払機に挿入し、5.00EUR紙幣を投下。紙幣が使えるなんて優秀じゃん、と思っていたら、買いたい日帰りチケットを選ぶ暇もなくおつりが4.00EUR出てきた。なんでー!! もしかしてこれって帰りに払えば良かった?失敗。しかもなんかボタンを押したら非常電話が繋がって、向こうはドイツ語だし、、、。もういいや後でなんとかしようと思っていたら、警備員の人が出てきてくれた。英語が通じているんだかどうだかわからないが、身振り手振りで帰りに出口で言って3.00EUR払えばOKだそうだ。助かった。ということで詳細は別途。
Zoologischer Garten Leipzig / Leipzig
 駐車場:4.00EUR
 入園料:20.00EUR
 書籍「ガイドブック」:3.50EUR
 書籍「水族館ガイドブック」:1.90EUR
 ポストカード:1.20EUR
 ガイドビデオ:5.90EUR
 ピンバッジ:1.50EUR
 フィッシュ&ポテト:8.80EUR
 ネクタイ:25.00EUR
 バッグ:3.00EUR
 書籍「Zoogeschichte in Bilder」:2.90EUR
 書籍「Kinder-Zoofuhrer」:2.50EUR
 書籍「Kinderlogbuch Klingenberg」:2.00EUR
 書籍「Jubilaumsschrift」:5.50EUR
 ラッコぬいぐるみ:8.90EUR
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20:10(晴)Axxe-Reisegastronomie / Osterfeld West
19:00までやっていると書いてあるのに、18:15分で閉まってしまい見れなかった資料館にむかつきながら動物園を後に。ガソリンを補給して、いよいよ始まりの地Frankfurtへ向けて出発。駐車場の出口で追加料金を払い無事脱出。屋内駐車場だけに出れなくなるのが怖かったので一安心。<A14>から<A9>へ。土曜だからかトラックが少なく快走。虹を眺めながら走り、間もなくSAで夕食。昨日はマックの日だったので、ちょっと贅沢して骨付きローストポーク。これでポテトもついて約1,000円。SAは食費高いって聞いてたけど、あんましそんなこともない。ほんとにでかくて、恐竜のマンガとかでヒトがまるかじりする骨付き肉みたいな感じ。満腹。んで、いざFrankfurtへAutobahnを<A9>→<A4>→<A7>→<A5>→<A3>と暗くなる中駆け抜け、24時をまわったにもかかわらず、Frankfurt空港近くでAutobahnを降りる直前に原因不明の渋滞にはまり、かるく迷いながらようやく到着したのは25時ごろ。
ガソリン(Aral Tankstelle / Leipzig):36.66EUR
豚肉、サラダ、スープ(Axxe-Reisegastronomie / Osterfeld West):16.50EUR
トイレ(Axxe-Reisegastronomie / Osterfeld West):0.60EUR
ファンタレモン(Kiosk / SA Ober-Morlen):2.10EUR
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25:00(晴)Holiday Inn / Frankfurt Airport North
とうとう戻ってきてしまいました。というよりよく戻ってこれたものです。前回のネット接続で予約しておいたHoliday Innにチェックインし、とりあえず一安心。それにしてもこのHoliday Innは安い。宿泊料が2人で1部屋1泊29.50EUR。駐車場が一泊8EURと割高だけれども、eurospotが使えるしお得。しかし朝食は14.00EUR以上する。値段設定が謎である。とうことでシャワーを浴びて、充電をし、おやすみなさい。本日の走行距離552km(総計8,905.4km)。

ライプチヒ動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 226 (動物園: 110, 水族館: 57, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 103)

ライプチヒ動物園は、今回必ず行っておかなければいけない動物園でした。仕事柄、類人猿の飼育で有名なところは必ず見るようにしていますが、ここはマックスプランク研究所という研究施設と動物園が協働で霊長類舎を建設&維持しているという面白い形態です。もちろん類人猿たちは、動物園の一部として来園者に公開されると同時に、認知実験などで研究にも役立ちます。
この類人猿舎だけでなく、最近いくつか新しい展示がオープンしたとか。今日は気合を入れていたので、開園1時間前には駐車場入庫。門が開いたらすぐに入園。閉園時間の19:00まで粘りました。それでも時間が足りなかった、、、、。

ポイントは
・125周年記念
・古い建物をうまく活用
・類人猿大集合!
・収支報告

■125周年記念
新しい展示ができたのには理由がありました。ちょうど去年2003年が開園125周年にあたるそうで、回顧展のようなものを実施したり記念誌やグッズを作ったり、そして新しい展示をいくつもオープンさせたりしたんだそうです。その1つが前述の類人猿舎。その他にも、アジアゾウ舎の拡大やアフリカ園のオープンなど、かなり大規模に変わったようでした。
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■古い建物をうまく活用
と言っても園内には1900年代初頭に建築された建物がまだ現役で使われている箇所がたくさんあります。でも、その使われ方には一工夫あり。例えば昔のクマ舎はステージ型でせまく、今クマを飼育するには問題がありそうな施設ですが、そこにロープなどを張り巡らせて、ハナグマを飼育していました。小型霊長類舎には昔と変わらずサルたちがいましたが、いくつかの部屋を組み合わせて広く使っていました。
そして一番面白かったのが、その昔「ライオン工場」として計1300匹ものライオンが生まれたという建物です。古めかしい檻は、その面影を残す形で今は博物館的な施設になっています。中に入ると右手には古風な女性、左手には現代の親子の等身大模型が見えます。彼らはともに同じように驚きの表情を浮かべています。その視線の先にあるものは、、、。古風な女性が見つめる先には何も無い檻の中にいる親子のライオンがいます(壁画)。そして現代の親子が見つめる先には、緑いっぱいの自然に近い環境で暮らすライオンの群れがいました。左右の壁画の裏側の部屋には、歴史的な展示と、動物園の今後をアピールするような展示がありました。
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■類人猿大集合!
園内の一番奥まったところにある類人猿舎は、とっても巨大な施設です。中央に温室風の居室があり、それらの外部には大きな池の中に居室とつながる形で5つの巨大な島状の放飼場が広がっています。飼育されている類人猿は、チンパンジー、ゴリラ、ボノボ、オラン、テナガの5種。チンパンジーのみ2群いて、ゴリラ、ボノボ、オランは1群。テナガはオランと同居していました。
うわさに聞いていた通り、すごい施設です。類人猿たちには屋外、屋内ともに群れで生活できる広いスペースと木や寝台など複雑な環境を用意し、お客さん側には生息地のキャンプに入り込んだような設定で体験的な展示がたくさんあり、マックスプランクの研究成果も一部反映されていました。
ただ、来園者側の施設はちょっとやりすぎかなぁと。好き嫌いの問題もありますが、解説をノート風にデザインした板に書き、壁にかけたようにわざと斜めに掲示してあったり、洞窟風の壁には古代の壁画風に動物たちの絵が書いてあったり、、、。ちょっとハノーファーに似てます。保護団体への協力を訴える傍らで、レストランでは使い捨て食器(しかもナイフとフォークまで!)が大量に消費されていたり、ちょっと腑に落ちない感じ。そうやって思うと他にも悪いところが目に付いてくるもんですね。4種の大型類人猿はそれぞれ好きな環境がすこしづつ違うはずなのに、屋外放飼場はどれも同じような木組みになっています。オランにはしなる様な枝を入れたり、ゴリラは水遊びできるようにしたら子どもたちはもっと遊ぶだろうし、見ている方も楽しいのになぁ、とか(今回はオラン2個体しか屋外放飼場に出ていなかったのでなんともいえませんがね)。まぁ、期待が大きすぎたからいろいろ気になるんでしょうね。今回の旅で見た類人猿舎の中で5本の指に入るのは確かです。
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■収支報告
もう1つ面白かったのは、動物園の収支が簡単な円グラフとして園内の展示にもガイドブックにも掲載されていること。こんなの動物園では初めて見ました。それぞれどの細目が算入されているかまではわかりませんが、来園者からの収入(Besucher)が約半分あることにまず驚きます(日本だと普通3分の1くらい)。寄付金収入は20%、そしてあちこちの動物園で見かけたズー・ロッタリーと、「tierpaten」と呼ばれる個々の胴部に対する寄付がそれぞれ2%を占めています。円グラフの前後の文章は読めませんでしたが、「これだけ市民が貢献しているんですよ!」とアピールしているんでしょう。
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■ライプチヒのペンギン
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June 20, 2004

ヨーロッパ遠征31日目

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2004年6月20日(日)
10:00(小雨)Holiday Inn / Frankfurt Airport North
今日は「遊ぶ日」ということでとりあえず寝坊。あぁ気持ちいい、、、。んで、まんまとせしめた、、、いや頂いた利用権を使ってeurospotに接続し、メール送受信。11:00ごろHotelを出て、今日のメイン目的地Nurburg-Ringへいざ出発。Autobahnを<A3>→<A67>→<A60>と進み、Mainzで<A60>へ。時々雨が降るが、おおむね晴れていてなかなかいい気持ち。ドライブ日和である。その後<A61>→<A48>→[257]と進んでいよいよ到着Nurburg-Ring。
ガソリン(Tank & Rastanlage / Heidenfahrt-Nord):54.29EUR
オレンジジュース(Tank & Rastanlage / Heidenfahrt-Nord):2.50EUR
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15:00(晴)Nurburg-Ring
13:30ごろにはNurburg-Ringのメインスタンド前に着いたんだけれど、うちらが行きたいのはオールドコースのNordschleife。知人の洗脳によると、ここNurburg-Ringはドイツモータースポーツの聖地であり、マイカーでも走れるらしい。その走れるコースが現在使用されているコースではなくて、オールドコースのNordschleifeなのだ。といっても20kmもあって、メーカーがテストにも使っているらしい。が、入口がどこにあるかさっぱりわからない。というかあんまり調べてこなかったので、最初は地図を見てもどれが現在のコースで、どこがその走れるNordschleifeなのかわからず、迷うこと小1時間。メインスタンド前の駐車場の係のおっちゃんに聞いたり、いろんなメーカーが入っているバイクショップや、別の入口?非常口?に行っちゃったりして、なんとか到着。車やバイクであふれている。すばらしい眺めだ。実際は[258]でメインスタンド前から東へ進み、数km先の三叉路を右へ曲がり、ぐるっと360度曲がりながら[258]とNordschleifeのコースの下を抜け、[258]と並列に走っているNordschleifeの反対側の道に右折で入り、1kmほど戻ったところにあるのがNordschleifeへの入口とレストラン。わからんって。迷ううちにかなりイライラして鬱状態だったけど、見つけるやいなや一気に躁状態に。興奮してきたぁ。んで早速インフォメーションに行ってみると、どうやら現在クラッシュがあってコース閉鎖中とのこと(*_*)。クラッシュするようなコースなのか、、、。とりあえず気分を落ち着かせるために隣りのレストランで昼食休憩。
チキンウイング+ポテト(Rastanlage / Nurburgring):9.00EUR
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15:30(晴)Nurburg-Ring
30分もしないうちにコースが復旧した模様。みんな続々と発進していく。と、クラッシュした車とバイクを積んだトラックが戻ってきた。バイクはフォークぐちゃぐちゃ。車は前が結構破損。うーん、どうやってじこったんだろう。こけたバイクを車が踏んだとか?うちらは果たして大丈夫だろうか、、、。不安と興奮が入り混じる中、券売機で走行券を購入。5周とかのお得な回数券も売ってたけれど、多分そんなに走らないので、1周14.00EURをお買い上げ。早速車に戻り、車載映像を撮るためにビデオカメラを固定して、いざコースイン。駐車場のゲートみたいな機械に券を入れて仕切られた細い通路を進む。50mほど進んで、いざ全開。だけど思ったより狭い!!アップダウンは激しいし、ウネウネ。路面も跳ねる!!なんだいのバイクと車にぶち抜かれたことだろうか。おそらく最遅だろう。しかし、そんな遅い車を抜くのもきっと楽しいはず。いつかここをバイクで走りたい、、、。とか考えている余裕もなく次々とカーブが迫ってくる。後ろからもヘッドライトが迫って来る。挟み撃ちである。が、はっきり言ってこれは楽しい。健全だ。日本にも欲しい!!あるのかな?帰国したら調べてみよう。20kmは長かった、、、。疲れ果てた、、、。んで、ドライバー交代。助手席の方が怖い、、、。バーベキューなんかして親子で雰囲気を楽しんでいるギャラリーに手を振る余裕もなく、体が左右に振られる。ほんといい体験をした。さすがモータースポーツの聖地。ちなみにゲート進入からゲートアウト(必ず1周毎にゲートアウトしなくてはならない)までのタイムは、まぐ:16分25秒、りえ:15分16秒。負けた、、、。
走行料(Nordschleife / Nurburgring):28.00EUR
帽子(Fan-Shop / Nurburgring):26.80EUR
ピンバッジ(Fan-Shop / Nurburgring):5.00EUR
Tシャツ(Fan-Shop / Nurburgring):26.40EUR
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19:30(曇)Hotel Hauser / St. Goar
コース走行の興奮も覚めやらぬまま、お土産屋さんを楽しんで(興奮しているのでついつい買ってしまう。作戦かも)、メインスタンドからコースを眺め、Nurburg-Ringを後に。[258]から<A61>へ。帰りは眺めが良さそうな一般道も走ろうということで、ファームの中を縫うように走るこれまた気持ち良い道[274]を通りSt.Goarへ。ここで、オランダの方まで流れていくRheinという川にあたり、一気に崖を下る。すると水があふれんばかりに流れているRheinのすぐ脇を走る[9]へ出た。せっかくなので、川と崖と城の眺めを堪能するために車を停めてしばし散策。ついでに食事。結構美味しくて満足。
マッシュルームオムレツ、シチューライス(Hotel Hauser / St. Goar):20.40EUR
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21:30(小雨)Holiday Inn / Frankfurt Airport North
Rheinの眺めを楽しみながら、川沿いの[9]をMainz方面に走り、<A60>へ。<A647>→<A66>→<A3>と小雨交じりの中走り、なんど通っても分かりにくい道をはしりホテルに無事到着。ほんと無事帰ってきた。あー今日は遊んだぁ。Nurburg-Ringの20km×2周も含めて本日の走行距離478.7km(総計9,384.1km)。
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June 21, 2004

ヨーロッパ遠征32日目

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2004年6月21日(月)
7:30(曇)Holiday Inn / Frankfurt Airport North
いよいよヨーロッパ最後の日になってしまった、、、(T_T)。1ヶ月は長かったようで短かったなぁ(しみじみ)。ということで出掛けにeurospotで送受信を済ませ、遠征最後の動物園、Frankfurt Zooへ出発。<A3>から<A661>へ入り、Zooの標識に従って行くと、駐車場がなんともさびれた市場?との共同駐車場みたいなところで、ちと不安だったけど無事到着。
宿泊費(Holiday Inn / Frankfurt Airport North):74.66EUR
ガソリン(Aral Tankstelle / Frankfurt):47.25EUR
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9:30(曇)Zoo Frankfurt / Frankfurt
いよいよ遠征最後の動物園にやってきました。思えばここまで長かった。ヨーロッパに31日間滞在していたことになるんだけど、なんと訪ねに訪ねること28園館。がんばった。パチパチ。
Zoo Frankfurt / Frankfurt
 駐車場:1.50EUR
 入園料:16.00EUR
 書籍「ガイドブック」:3.00EUR
 アイス:3.10EUR
 コインプレス:2.10EUR
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16:00(曇)Airport Frankfurt Am Main / Frankfurt
19:00発の飛行機なので、ちょっと早めに15:00ごろ動物園を後にして、いざ帰路へ。しかしここで事故ってはどうもこもないので慎重に運転。朝来た道を<A661>→<A3>と戻り、空港までの道は複雑だったけれど、難なく16:00には空港へ。思えば成長したものだ。ありがとうAutobahn。そしてNurburgring。んで、早速レンタカーを返却。空港の立体駐車場の中に、レンタカー返却用のスペースがあって、標識に従ってそこへ。チェックしてもらったところ問題なし。フゥ。特に聞かなかったけれど、オービスの件も今のところ連絡はないようだ。どうかなかったことになりますよーに。んで、荷物をどばーっと開けて、機内に持ち込むものと預けるものに分類し、なんとかスーツケース大小1個と途中で買った衣装ケースに押し込むことに成功。んで、Europcarの受付へ料金を支払いに。と、ここで問題発生!! 1ヶ月前車を借りる時に、日本からネットで行った予約を参照することができず、それはキャンセルして、新しい予約をその場で作ってもらったんです。で、その明細に走行距離は4,000kmまでという制限が書かれていて、その場では担当の兄ちゃんがこれは便宜上のもので制限はないと言っていたのよ。が、しかーし、実際聞いてみると、やっぱり距離に制限があるそうだ。んで請求された金額は1,700EUR。おいおい20万超えるじゃん。ホワイトクレーマースイッチオン!! まずは兄ちゃんにもらっておいた名刺を見せて、この人に電話しろとお願い。電話したが、覚えていない様子。しかも走行距離無制限の商品はないとぬかす。次にネット予約時のプリントとPC本体でメールも見せ、確かにと納得した様子。でも最初の予約はキャンセルされたとのこと。しかし、借りた日も返した日も同じなのに、なんで安い方の予約を俺がキャンセルするんだ、それはそっちのミスだろと反論。んでもういちど兄ちゃんに電話。数分待つことできました、走行距離を短くすることで超過料金をなしにしてくれるとのこと。やればできるんじゃん。よしよし。ということで、なぜかネット予約より安い998.28EUR(笑)。カードの請求書が来るまで安心できないが、とりあえず交渉成功。しかしこの交渉、俺の英語力の限界に挑戦だった。常にチャレンジスピリッツを保つことはやはり大切だ(自己満足)。そして、今回の受付のJauke?さんありがとう。なかなかかわいい人だったよ。で、交渉している間にリエはチェックインと荷物を預けにアシアナ航空のカウンターへ。重さがちょっと心配だったけど、問題ないとのこと。よかったぁ。確かに俺らより数倍大きなバッグやら持っている人いるもんなぁ。んで、しばしショッピングして、ゲートへ。Braunの計算機見つけたぜよ。実は結構いろんなところで探してたのでこれはお手柄ぜよ。お楽しみに>社長。あんなに預けた荷物の管理に関しては適当なのに、セキュリティゲートではブラのホックや靴の金具にまで反応するちょっと厳しめのチェックを受け、あいかわらずパスポートを投げて返すむかつく出国手続きを通り(手渡せ!!)、アシアナ航空OZ542便へ搭乗。さらばヨーロッパよ。きっとまた戻ってくるぜ。
レンタカー(europcar / Frankfurt):998.28EUR
おみやげ(Airport Frankfurt Am Main / Frankfurt):20.75EUR
おみやげ(Airport Frankfurt Am Main / Frankfurt):20.75EUR
電卓(Airport Frankfurt Am Main / Frankfurt):49.99EUR
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19:00(雨)OZ542便 / アシアナ航空
添乗員に綺麗な人が多くて満足。料理もそこそこで満足。日本語を話せる人もいて安心。しかもバックミュージックも途中で消える微妙なファッションショー付き。Frankfurtではターミナルの一番端っこだけど、がんばれわれらがアシアナ航空。ということで日記を書いておやすみなさい。
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フランクフルト動物園

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初訪問♪, 訪問園館数: 227 (動物園: 111, 水族館: 57, 博物館: 47, 研究所: 6, イベント: 6)
ペンギン初訪問♪ (ペンギンに出会った園館数: 104)

1ヶ月前、ヨーロッパへ降り立ったのがフランクフルトの地なのに、最後に取って置こうとがまんしていたフランクフルト動物園。今日でヨーロッパ最終日(涙)、動物園巡りも最終園(涙)。最終日を満喫するぞーー!飛行機の便は19:00で、レンタカー返却などいろいろあるから15:00には退園しなくちゃいけません。ということで、気合を入れて朝一に入園するつもりが、、、駐車場があやしいあやしい(笑)。ZooPの案内に従って進むと、あやしい工場跡のような場所に。だだっ広くて車はほとんど停まっておらず、牽引される荷台などがぽつぽつ置いてある。なんとかそこに駐車して、そこから徒歩10分。そのせいでちょっと遅れちゃって9:20頃入園。

ポイントは、
・入ってすぐに会議場&シアター
・古い施設を工夫して使う
・魅力的な夜行性獣館
・繁殖実績
・トラさん泳いで〜!

■入ってすぐに会議場&シアター
入園するとすぐ右手に、立派な建物が見えます。これは会議場&シアター&レストラン&バー。朝一番に入園したのでまだどれも開いていませんでしたが、レストランや会議場はまだしも、動物園の中にシアターやバーがあるなんてちょっと不思議です。シアターのプログラムも微妙な感じでした。昔は動物園が社交場の役割をしていたんでしょうけど、今はどんな人が集まるんだろう。
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■古い施設を工夫して使う
ライプチヒやドレスデン同様、ドイツでも屈指の長い歴史を持つフランクフルト動物園。やはり園内には当時の面影を残す建物が今も現役で活躍していました。でも、霊長類舎や類人猿舎、クマ舎などはやはりいくつかの放飼場を繋げて広く複雑な飼育環境を作っていました。またライプチヒ同様、回顧展のようなものをやっていて、所々で昔の写真などが掲示されていました。「こんなところにゾウがいたんだぁ」(今はクロサイの居室)といった具合に昔と今を比較しながら楽しめるのがよいです。
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■魅力的な夜行性獣館
都市型動物園なので敷地は狭いですが、建物型の展示が多いのでかなり大きい動物園のような印象を受けます。一番良かったのは夜行性獣館「Grzimekhaus」。どこの動物園でも夜行性獣館は照明を落として昼夜逆転させていますが、ここの照明はハンパじゃなく暗い。エントランスでアナウンスがエンドレスで流れてました。「暗いから注意してください。子どもとはぐれないように、、、」。それもご丁寧に英語でも流れてます。他の部分にはパネルに英名が書いてある以外は英語を見かけないのに。
そのせいか、動物たちはとてもよく動いてました。げっ歯目やメガネザルは駆け回ってるし、スローロリスも彼らなりのスピードで活発に枝を渡ってます。アイアイはちょうど給餌を見れました。キーパーさんはためらいもなく電気をパチっとつけて、アイアイが眠っている巣穴を揺らして起こします(揺らされる前に音で気づけよな。せっかく良い耳を持ってるのに、、、)。アイアイはルンルン気分(に見える)の足取りで給餌場所に向かっていき、定位置に置かれた卵(?丸い穴を開けた卵に見えるけど、中身はちがうかも)を秘密兵器の中指をつかって一心不乱に書き出して食べます。キーパーの女性はその傍らに座ってずっと様子を見ており、時にはアイアイの背中をなでたりしていました。ちょっと不思議な光景でした。
逆に、楽しみにしていたキウイには出会えず(涙)。ちょっと粘ったけど気配すら感じられない。ここは1987年にキウイの繁殖に成功しているんです。キウイの子どもってどんなだろうーー。
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■繁殖実績
キウイもそうですが、ここの繁殖実績はなかなかのものです。特定の動物に特化して力を入れている動物園(ハウレッツのゴリラ&トラなど)にはかないませんが、古い施設でこれだけの種数を維持する中での成績だと考えるとすごいです。さらにそれをアピールしているんです。類人猿舎とサイ&カバ舎の目立つ場所に掲示されているのは、今までここで繁殖して世界中へ旅立っていった子どもたちの名前。カバのOlga(1952年生まれ)は“Tokio”(ドイツではこう書くらしい)にも来ています。また両性爬虫類館(Exotariumという建物の2階で、1階は水族館)では育成用の部屋があって、トカゲ(種名忘れた)やガビアルの子どもがたくさんいました。
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■トラさん泳いで〜!
園内で2番目に新しい施設であるトラ&ライオン舎は、とても複雑な作りの建物です。でも入ってすぐに平面図が掲示されているのがありがたい。バックヤードがどうなっているのかまでわかっちゃう。あいにくトラとライオンご本人にはちらっとしか会えませんでしたが、トラの放飼場がすごかったので大満足でした。
それほど広くないんですが、園内中央部に広がる大きな池に放飼場がつながっていて、トラはなんとその池(の一角)で泳げちゃうんです。池にはボードウォークが設置されていて来園者はそこからトラを見るのですが、じつはそのボードウォークの下に柵が隠してあります。なので一見トラ舎と池全体がつながっているように見えます。これは良い雰囲気♪ さらに小動物は行き来できるので、トラの放飼場内ではカエルが元気に跳ねる跳ねる。これ、トラが追いかけたら楽しいだろうなぁ。池で泳いでいるところも見たいなぁ。ちょっと粘って待ちましたがご本人はすっかりくつろいでいて遊ぶ気配もないので、後ろ髪惹かれる思いで立ち去りました。
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やっぱり動物園に行くなら1つの園に2日は欲しいよなぁ。1日で全体を見て、2日目は気に入ったところに居座るの。さらに1日あれば、キーパーさんにゆっくり話を聞いたりもできるしね。、、、って、31日の旅程で28園館も行くような無茶な旅ではそんなの無理ですね。はぁ、たくさん行った。

▲▽フランクフルトのペンギン▽▲
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ヨーロッパ遠征

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いまここで〜す。
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June 22, 2004

ヨーロッパ遠征33日目

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2004年6月22日(火)
9:00(晴)OZ542便 / アシアナ航空
ここから日本時間。時差なんてへのかっぱです。というか日常がむちゃくちゃなので、時差ぼけはありません(~-~)。朝食を頂き、ぼーっとしているうちに仁川国際空港に到着。
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12:30(曇)仁川国際空港 / ソウル
乗換便は18:45発のOZ108便なので、6時間ほど時間がある。ということで辺りを散策。乗換のため外には出れないようなので(HISの姉ちゃんは出れるって言ってたけどなぁ、、、言えば出れたのかな?)、あんまりおもしろい店もなく、乗換客用ラウンジにあったフリーのPCを使ってYahooで最近のニュースを読み、フードコートで「たけ山菜ビビソペ」を食べ(本当は「たけのこ山菜ビビンバ」だと思う)、PCの充電をしながらマグはおやすみなさい。りえはお仕事。で、あっという間に出国時間。
たけ山菜ビビソペ(仁川国際空港 / ソウル):15,000.00WON
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18:45(小雨)OZ108便 / アシアナ航空
今回はさすがにファッションショーはなかったが、食事はまずまず満足。空港でいただいた電力で仕事をしているうちに成田に到着。
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21:00(?)成田国際空港
ほぼ時間通りに到着。やるなアシアナ航空。んで、荷物引取り。衣装ケースがはげしく破損している、後でクレームか?それはそうとして、成田でも荷物のチェックなし。その場にいたスタッフに苦情を言ったところ、どうやらそれは空港の業務ではなく、アシアナ航空の業務とのこと。なるほど、Frankfurt Airportでも誰でも引き受け場に入れるのは別問題としてアシアナ航空の怠慢だったのだ。他の航空会社もそうなのか?これはクレームだ。スイッチオン。その場のスタッフに文句をいってもしょうがないので、あとでメールだな。んで、なんと迎えに来ていただいたリエのご両親と久しぶりの再会。あぁ日本語だ。待っている間お酒を飲んだらしく、マグ運転。うーむ左側通行大丈夫だろうか、、、。思ったより大丈夫だけど、やっぱり首都高は狭い。Nurburgringと似ている。そういう意味では首都高は安い(笑)。んで、23時ごろ自宅到着。途中まで片付けてバタンキュー。本日の走行距離:成田→目黒区。ということで全走行距離は1万km弱。あー走ったぁ〜〜。

最後に、今回の遠征でお世話になった無線LANサービスを以下に。
□eurospot
http://www.swisscom-eurospot.com/
□orange
http://www.orange-wifi.com/
□BT Openzone
http://www.btopenzone.com/
□TDC
http://tdconline.dk/

June 24, 2004

東京都恩賜上野動物園

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わーい水〜〜ぐちゃぐちゃ〜〜〜の図